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棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)

棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)

棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫)

作家
今野敏
出版社
新潮社
発売日
2020-07-29
ISBN
9784101321639
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棲月―隠蔽捜査7― (新潮文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

ここ最近の「竜崎」おっかけ祭りもまずはいったん終了かなと。大森署長としての活躍がラストとなる本作はサイバー犯罪を扱っています。相変わらず個性的なキャラが続々出てきますが、本作ではこれまでの「戸高」さんに勝るとも劣らない「田鶴」さんが登場し、話を盛り上げてくれます。これまでのシリーズの中でしっかりとブレない具合を見せながらも、人間味が出てきた「竜崎」がなんだかちょっと新鮮です。ラスト、大森署を離れるシーンがカッコよすぎで溢れる涙が止まりません。このシーンを読むためにここまで読んできて良かったなと思いました。

2021/04/07

じいじ@リハビリ & 懸命に減量中。

管内で私鉄のシステム・ダウン発生、つづけて銀行のATシステムにトラブルが…。そこへ非行少年の暴行殺害事件が起きる。キャリア同期の伊丹と組んで捜査本部の指揮を執る。上層部からの命令電話に「警察は軍隊ではないんだ。上官の命令に盲従する必要はない…」と毅然と対峙する竜崎署長にはスカッとする。併せて部下への優しい気づかいが気持ち良い。このシリーズ、竜崎夫妻の冴子夫人とのカラミが本筋を離れて楽しめるのも好きだ。大森署最後の事件解決とともに竜崎に異動命令が出る。

2020/09/09

ふう

安定のおもしろさですが、竜崎や周りの人物が次に何を言い、どんな展開が待っているか予測通りに進む、そういう安定もあって、もう少しハラハラどきどきする場面も欲しかったなと思いました。今回は人事異動に伴う竜崎の心の動きがもう一つのテーマでしょうか。仕事をしているとき、「異動は最大の研修だ」と言われたことがあります。大森署への異動は、竜崎にとっても他の職員にとっても価値のある研修だったようですね。最後の見送りの場面では、もう少しこの雰囲気に浸っていたいのにと思ってしまいました。また次の異動先での活躍を期待します。

2020/09/05

坂城 弥生

「大森署があなたを人間として成長させたの」冴子のこの言葉に一番頼もしいのは彼女かもしれないと思った。若いから見えなかった事が年を重ねて見えるようになる。それは竜崎にとって価値のある経験なんだと思う。竜崎はこれで異動になるけど、新天地での活躍もみたい。でももう戸高さん出て来ないかな、と思うと寂しい。

2020/12/16

カープ青森

隠蔽捜査シリーズ7、竜崎大森署長最後の事件。これまでのシリーズ同様一気読みでした。相変わらず合理性と原理原則を貫き通し、決してぶれない竜崎に畏敬の念を抱かずにはいられない。お馴染みの副署長を始めとした大森署幹部の面々 に加え、戸高や少年課の女性刑事、サイバー犯罪のスペシャリストなど個性的な署員も登場し盛り上がりを見せたところで竜崎が去る。区切りとしては正解かも。次回作が読むのが待ち遠しい(既に出版されているが…。)

2020/10/30

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