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籠の鸚鵡 (新潮文庫)

籠の鸚鵡 (新潮文庫)

籠の鸚鵡 (新潮文庫)

作家
辻原登
出版社
新潮社
発売日
2019-05-29
ISBN
9784101321738
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籠の鸚鵡 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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JKD

お互い人に言えない秘密を抱えたカヨ子と梶と紙谷。一方3人すべての秘密に関わり、利用しようとする暴力団の峯尾。和歌山を舞台に騙す側と騙される側両方の視点で話が進んでいく。山一抗争の渦中でヒットマンとして役目を果たし、海外逃亡を企てる峯尾とその作戦を逆手に利用しようとする紙谷との騙し合いが巧妙であり滑稽でもあった。時代背景でニノミヤムセンが出てきたのが何故か懐かしく笑ってしまった。

2019/06/11

ケイジ

和歌山を舞台にした裏のかき合い、バイオレンス。ヤクザの抗争などに抵抗がなければ楽しめます。

2019/06/11

Hideo Itoh

山口組と一和会の血を血で洗う抗争を下敷きに、和歌山でのヤクザのシノギ合い、女に入れあげた公金横領、巨大公共事業をめぐる利権争いなど、「欲」にまみれた人間たちの生き様をリアルに描いた犯罪小説。読んだからといって、市井の凡人には役立つことはなにもないけど、妙に引き込まれる話だった。昭和生まれだからかなぁ。

2019/06/29

Hotshoes

愛憎が濃いことが、小説世界の中で絶対的に良なわけではない。ただこの物語の中では、三者三様に同じ女に溺れる様がもっと必要ではないか。 幻想的で比喩的な終結は、さすがこの著者だと思うが、俗にまみれた中でこの味を感じたかった。

2020/07/06

RS

芥川賞作家が犯罪小説を書くとこうなる、みたいな感じなのかな、自分にはすごく新鮮で面白かった。小林秀雄や吉本隆明の作品が違和感なく出てくると思えば山口組所属設定の重要キャラもいて上品と下品がないまぜになったリアリティ感。バス降りる時に他の乗客みるとか、最後のベンツの女は何なのか、とかよくわからないけとありそうなリアル世界を表現しつつ、そして最後は補陀落かー。 他の作品も読んでみたい。

2019/08/01

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