KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

私はそれを我慢できない (新潮文庫 さ 27-4)

私はそれを我慢できない (新潮文庫 さ 27-4)

私はそれを我慢できない (新潮文庫 さ 27-4)

作家
鷺沢萠
出版社
新潮社
発売日
1998-10-01
ISBN
9784101325149
amazonで購入する

私はそれを我慢できない (新潮文庫 さ 27-4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひめか*

初読鷺沢さんエッセイ。読みやすくてクスッと笑える。私もこのタイトルで本書きたいと思った。本当に日常の些細なことなのだけど、わかると思うところもあった。私は思ったことがないところを指摘してるところも、こんな人もいるんだなと思えて新鮮だった。やはり性格が表れてて、悲しむより舌打ちすることが多いのねw辛いというより悔しいみたいな。その感覚はわからなくもない。特に共感したのは読書の話と楽しみはこれから。ほんとなぜ読書がマジメちゃんなのか、私も訴えたい。何歳になっても楽しみはこれからって思いながら生きたいと思う。

2015/05/17

masa@レビューお休み中

鷺沢萠には、怒っている姿が似合う。チッと舌打ちをしたり、爆発したり、反撃をしたりする。そんな姿が様になっていて格好良いとすら思ってしまうのだ。あるときは自宅で、またあるときはレストランで…さまざまな場所で展開する出来事と、沸々湧いて出てくる怒りの鉄槌が痛快なのである。そして、時々食後のデザートのようにさらりと笑い話を添えたりしてしまうのが、また良いのだ。食傷気味な状態であっても、食欲が湧いてくるから不思議だ。

2012/08/31

あつひめ

私も最初「もえ」さんだとばかり思っていた。でも、表紙を良く見たら・・・「めぐむ」さんだった。ごめんなさいだわ~。「お楽しみはこれからだ」同感です!!10代には10代の良さがある。でも、年を重ねる事で自分の責任の範囲内で様々な事に挑戦できる。そりゃ困った事嫌な事もあるけど。鷺沢さんのおっしゃるとおり!!だから・・・鷺沢さんに今も活躍していてほしかった・・・。

2010/07/03

ソラ

内容(「BOOK」データベースより) 名前くらい覚えてくれぃ!私はワシザワでもモエでもないぞとプンスカぶりぶり。はたまた、トイレが長いと友人に立腹するが、私が短かすぎるだけなのか!?深夜ドライブに行けばガス欠で、営業中のスタンドが見つからない…。あれってひどすぎ!?それってあんまり!?というトホホな事態、ムムムな状況に直面し続けるサギサワに、思わず同感、やがて納得、おまけに爆笑のエッセイ集。

2009/08/18

いちの

「円満な離婚」や、ミニマリストを連想させるような「生活の贅肉」の話が今っぽくて驚きました。腹をたててばかりいるエッセイなんて初めて。姫野カオルコさんの解説はもうちょっと違うことを書いてほしかった。他の作家をこき下ろしてまで鷺沢さんが美人作家かどうかを論ずる必要、ありますかね。。

2019/12/07

感想・レビューをもっと見る