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43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層 (新潮文庫)

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層 (新潮文庫)

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層 (新潮文庫)

作家
石井光太
出版社
新潮社
発売日
2020-12-23
ISBN
9784101325392
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43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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yoshida

川崎市中1男子生徒殺害事件のルポ。犯行は普段からつるんでいた3人の少年が行った。双方の育った環境や、生活状況にも問題がある。双方の親にも問題がある。なぜ3人の少年の誰も暴行を止めなかったのか。保護観察中だが飲酒や賽銭泥棒、深夜徘徊、暴行をする。保護観察所の関与、その在り方も問われるべき。リンチ殺人を犯した3人は未成年の為、20代後半には出所する。思いたくないが、3人は再び罪を犯すだろう。被害者父の「運が悪かった」という諦念。勿論、被害者父は納得など出来まい。家庭や学校で幼少から倫理教育に力を入れるべき。

2021/02/12

サンダーバード(読メ野鳥の会怪鳥)

読み進むにつれてやるせなさと、虚しさと、そして怒りが込み上げてきた。川崎市で起こった少年の殺人事件。犯人は遊び仲間の先輩達。僅か13歳の少年がさしたる理由もなく43回もカッターナイフで滅多切りにされた上、真冬の多摩川を泳がされ、命乞いも虚しく生き絶えた。加害者となった少年たちは確かに家庭環境にも問題があり、所謂発達障害であったと思う。だが、だからと言って情状酌量されるべきものではない。人として持つべき最低限の感情でさえも失っているとしか思えない。僅か数年で本当に罪を償えるのだろうか?★★★★

2021/02/27

akiᵕ̈*

あれから6年。薄らと記憶している凄惨な少年事件。その真相に迫ったルポルタージュ。知られざる事件の真相・背景の裏から見えてくるのは、やはり親の愛情のかけ方とその生育環境がどれ程の影響を与えているかという事。被害者の少年も加害者の少年たち(3人)も、家に居場所の無かった子たち。加害者3人の内2人が保護観察中の身であるにも関わらず起きた事件だが、保護司の人材不足の問題、その他警察の対応の問題など、当事者以外にも様々な諸問題が事件を根深くさせ、被害者家族に降りかかってくる苦痛は想像以上に耐え難いものなのだと知る。

2021/01/12

やんちゃジジイ

加害者と加害者の親共々クズだ。親がクズだから子供もクズになる。しかし何と言っても被害者の母親が最強のクズだった。残された被害者の兄弟がクズにならないよう祈る。

2021/02/09

cao-rin

読み終えるまで辛かった。余りにも記憶に新しく、尚且つその残虐性から忘れる事の出来ない川崎中一殺害事件。250文字程度に感想をまとめるのは至難の業だ。ただ言えるのは、この事件の責任は全て大人にあるという事。被害者の親、加害者の親、加害者の担当保護観察官、ひいては自治体や国にまで責任があると思う。被害者の父親の思いが綴られた「遺族」の章は泣きながら読んだ。月並みな言葉しか出ないが、こんな事件は二度と起きてはいけない。子どもを守るのは大人の責任だ。

2021/01/07

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