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国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

作家
佐藤優
出版社
新潮社
発売日
2007-10-30
ISBN
9784101331713
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国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

佐藤優さんの本を評価推薦するのは難しい。哲学など勉強して書いた事はなぜか全く面白くないが、経験した事見たことについての描写は目を見張る面白さ。両極端だ。同じネタの繰り返しは気になるがこの本はその中の面白い方。体験したことだけでなく、その行動のもとになった考え方も面白い。

hatayan

当代屈指の知識人である佐藤優氏の原点ともいえる一冊。 外務省の主任分析官として日露平和条約を締結するべく邁進するも、同士の鈴木宗男議員の社会主義的な思想がときの小泉政権の新自由主義と相容れなくなり、「やりすぎた男」として’02年5月に逮捕。獄中での検察官とのやりとりで、氏の動きが世論や国家の自己保存の本能を刺激、時代のけじめをつけるための「国策捜査」の対象となっていたことが明らかにされます。 敵でありながらも丁寧に接した検察官への敬意、生き残りのために手段を選ばない外務省のなりふり構わない態度も見所です。

2019/04/14

ゆか

ノンフィクションなのに小説のような濃い内容です。政治裁判ってこうやって進めるんだ〜、見せる為の裁判に思えて、被告人も原告側も誰の為の裁判か本当に分からなくなってくるだろうなぁと。本書に登場する人物にはそれぞれ魅力があるのも、本書が読みやすかった理由ですが、中でも西村検事には愛着湧きまくりで、登場しなくなってからの取り調べはどうだったんだろうと知りたくなった。隣の死刑囚が誰だったのかも興味深い。作者は外交官だったのに、文章力があるなぁ〜。だから相手に自分の言いたい事がしっかりと伝わるんでしょうね。

2016/02/20

おくてつ

2007年に新刊で出た時に買ってそのまま積読。干支が一回りして、やっと読了。 かつての日露外交の真相と国策捜査の裏側。 当時は、マスコミを鵜呑みにして、ムネオは悪い奴で、それを裏で操っている怪しい人くらいにしか思っていなかったけど、見方を変えないとな。 ロシアとイスラエルのつながりとか、もっと早めに知っておくべきだったことも書かれていて、12年間放置したことを少し後悔。

2019/10/19

Kazuhiro Okamoto

内容が重いのと、550ページということもあり、時間がかかって読了。佐藤氏の著作を読むことがあり、この人の原点であるこの本を読まずしては語れないと思っていたので、読んで本当によかった。マスコミによる報道は、本当に鵜呑みにできない。勿論、当事者の書いたものも鵜呑みにできない。だが、感覚的に分かる部分というものがあり、この人が真摯に仕事に取り組んだ結果だったことが分かった。500日を超える拘置所生活を経験し、検察とのやりとりを描写した佐藤氏の見方が変わった。

2017/07/23

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