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恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫 し 21-5)

恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫 し 21-5)

恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫 し 21-5)

作家
原田マハ
大沼紀子
千早茜
窪美澄
柴門ふみ
三浦しをん
瀧羽麻子
出版社
新潮社
発売日
2013-05-27
ISBN
9784101332543
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恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫 し 21-5) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

それぞれが何かの賞をとった7人の女性作家たちによる「恋の聖地」の競作。期せずしてだと思うが、いずれも恋の成就を描かない。短篇ゆえに、成就までを描くとなると、説得力を持てなくなるからだろうか。あるいは、恋の醍醐味はその前にこそある故か。全体としては軽くて、やや期待はずれの感もなくはないが、7人の中では、原田マハさんのものが最もリアリティがあるだろうか。後は甘さと作為が透けるが、三浦しおんさんと瀧羽麻子の2篇がエンターテインメントとしての水準にあるように思われる。

2016/08/25

ミカママ

「最後の恋」シリーズがイマイチ期待と違ったので、どうかなぁ...いやいやこの執筆陣なら間違いなかろう...結論、後者でした!主人公たちの切ない恋(ほぼ過去形)の小編と、それにまつわる土地のガイド付き。北海道や九州はちと遠いが、フェリー乗って、千葉の金谷港には行ってみたいな。他にも自分にとっての「恋の聖地」は、あそことあそこと、ついでにあそこかな〜なんてこと考えながら。楽しかったです♪

2017/09/09

hiro

女性7人のアンソロジー。紫門さんと千早さんは初読。小説のアンソロジーだから、てっきり紫門さんも小説を書くのだと思い込んでしまっていた。原田:原田さん得意の絵が絡んだ作品。大沼:ほのぼのした恋人未満の二人が良かった。千早:律のキャラクターが面白い。このあときっと主人公は律に振り回されるw 窪:父が最後に取り持つ大人の恋。紫門:ラストは漫画だからこそ描ける余韻を感じた。三浦:三喜、政信は本当に恋の聖地宮島にいたのだろうか? 瀧羽:主人公と祖母が祖母のふるさとを旅する中で主人公の恋を描くという構成がユニーク。

2013/06/05

いつでも母さん

何言ってんだか、恋人たちの聖地ですと?最後の恋ですと?フン!皆の者、そんなうたい文句に踊らされるでない。どこだって恋人たちには『聖地』なのさ。命尽きるその瞬間まで『恋』は出来るのだよ!って、きっと誰かが言ってるよね?(笑)まぁ、私の願望なのだが・・・(汗)しをんさん目当てだったのだが、思いのほか千早茜さん・瀧羽さんのが良かった❢想いは自由だよね~!!♡(フフフ)♡そうは言っても、いつか霧ヶ峰八島ヶ原湿原は訪れたいなぁ。

2015/06/06

takaC

小説新潮2012年12月号・2013年12月号を読んだ当時は、恋人の聖地シリーズ全115作を期待したのだけど結局計14作から増えていないよな。がんばれ新潮社。/ 「幸福駅二月一日 愛国駅・幸福駅」原田マハ / 「たわいもない祈り 石のまち金谷」大沼紀子 / 「しらかんば 八千穂高原」千早茜 / 「たゆたうひかり 霧ケ峰八島ケ原湿原」窪美澄 / 「テレビ塔の奇跡 名古屋テレビ塔」柴門ふみ / 「聖域の火 宮島弥山消えずの霊火堂」三浦しをん / 「トキちゃん 阿蘇山本堂西巌殿寺奥之院」瀧羽麻子

2017/08/21

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