KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

マドンナ・ヴェルデ (新潮文庫)

マドンナ・ヴェルデ (新潮文庫)

マドンナ・ヴェルデ (新潮文庫)

作家
海堂尊
出版社
新潮社
発売日
2013-02-28
ISBN
9784101333120
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

マドンナ・ヴェルデ (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゴンゾウ@新潮部

「ジーン・ワルツ」の続篇のつもりで手にとったら理恵の母、みどりの視点からの物語だった。代理出産と言う難しいテーマ。医学の進歩により不妊治療が進む。反面、人間の心や法整備が追いつかない。科学や医学の発展は歓迎すべきことであるがとうとう神の領域まで足を踏み入れてしまった。その先にあるものは明るい未来なのか?そんなことを問われているようだ。

2017/03/16

りゅう☆

子宮奇形で妊娠ができない産婦人科医理恵は55歳の母みどりに代理母を頼む。みどりは双子を妊娠。授かりものではなく預りもの。女として母として双子の幸せを願ってやまないのに、理恵は勝手に夫伸一郎と離婚。一人で双子を育てると言う。また3つ戻した受精卵の2つは伸一郎だが1つは清川。理恵は一体何を考えているのか?考えの相違に母娘が対立。理恵の言い分も最もだけど、やはり双子の幸せが一番だよ。『ジーン・ワルツ』の裏ではこんなことがあったのね。私は離婚はしてないが、妊娠出産子育てを経験してるからこそ夢中になって読んだ。→

2019/03/21

Hitoshi Mita

ジーンワルツは理恵の視点で描かれた物語だったがこれは母親みどりの側からの視点で描かれた作品。クールウィッチ理恵から頼まれ代理母を受けるみどりの葛藤。感動というより考えさせられる作品だった。

2014/04/08

まゆちん

「ジーン・ワルツ」の山咲みどり側からのお話。概ねジーンワルツで予想は付いていたものの、決断から出産までのみどりの変化と葛藤が見てとれたと思う。同時に理恵の頑なな心の裏側も。。。茉莉亜先生がいい人でよかった。全体を通してシリアスだったけど、ユミちゃんの存在が少し話を明るくしてくれていたように思う。またどっかで登場してほしいなぁ~

2014/05/11

wata

「自分の子供を母に産んで欲しい」しかも誰の子が出来るか不明な…という時点で私の範疇を越えてしまいました。医学のためなら何でもする娘、振り回される母。宇宙人的な投げやりな夫。生まれてくる子供にはなんの罪もないのに。

2016/08/27

感想・レビューをもっと見る