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ニッポン居酒屋放浪記 立志篇 (新潮文庫 お 52-1)

ニッポン居酒屋放浪記 立志篇 (新潮文庫 お 52-1)

ニッポン居酒屋放浪記 立志篇 (新潮文庫 お 52-1)

作家
太田和彦
出版社
新潮社
発売日
2000-11-01
ISBN
9784101333311
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ニッポン居酒屋放浪記 立志篇 (新潮文庫 お 52-1) / 感想・レビュー

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5 よういち

太田和彦氏の著書4冊目◆日本中の居酒屋を飲み歩くという志を立てた著者の全国居酒屋紀行。◆素晴らしい。著者の酒に関するウンチクもさることながら、その土地々々の料理に関する知識や文化にも触れることができる。店主たちが語る話しも奥が深い。◆良い酒を飲むだけなら、自分で買って飲めばいい。人が居酒屋へ行くのはそこに自分なりの安息を求めているからだ。『いい酒、いい人、いい肴』◆大阪のタコ、新潟では枝豆、秋田ではハタハタ、小倉ではフグを◆大阪、松本、静岡、松山、房総、新潟、京都、秋田、鳥取、青森、小倉、釧路、広島、金沢

2020/08/25

mitsu

図書館で旅行記の特集の陳列の中にあり、酒飲みでもあるので読んでみました。この中で良い居酒屋はいい酒、いい肴、いい人と書かれていて、それを自然に書かれている感じが良いです。この後、疾風編、望郷編とあるのでそちらも読んでみようと思います。

2018/11/08

ウチ●

遂に居酒屋放浪記シリーズに手をだしました。積ん読本の中に既に全巻あるのですが、大事にとっておいた・・・って感じです。(初めて気がついたんですが、この本いわゆる痕跡本でいろいろな地名や店名にマーキングしてあり別な意味で楽しめました。)

2012/07/26

sidmar arai

グラフィックデザイナーの居酒屋放浪記。旅に出てなんの下調べもせず、アポなしで見当をつけた店にどんどん入ってしまう。自分にはとてもできないことをやってくれる、エアはしご酒がくせになる。 日中は昼寝したり、銭湯に行ったり、酒に集中出ないからと蟹食べたり、お酒に対する熱意が常人とはかけ離れている。 時には酒の種類も肴も申し分ないのに主人の態度が最悪な店や入った瞬間にハズレがわかる店もある。そこで怒らず、次の店へと気持ちを切り替える。これができるのが大人の嗜みかもな。単に引きずりたくないのかもしれないけどね。

2018/05/27

Machida Hiroshi

ご存知、太田和彦さんの居酒屋放浪記です。多分最初は雑誌の連載で、1997年単行本化、2000年文庫化なので、初出は20年ぐらい前でしょうか。北は北海道から南は九州まで、日本各地の居酒屋を巡って綴った居酒屋訪問記です。「良い酒、良い人、良い肴」がモットーの著者だけあって居酒屋訪問記と言うだけではなく、その地方の風景や人情まで浮かび上がってくる極上の紀行文になっています。以前読んだ『超・居酒屋入門』でも書いていましたが、これほど全国の居酒屋を巡り歩いた著者でさえ、居酒屋選びで失敗することがあるのが面白いです。

2015/10/19

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