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トットの欠落帖 (新潮文庫)

トットの欠落帖 (新潮文庫)

トットの欠落帖 (新潮文庫)

作家
黒柳徹子
出版社
新潮社
発売日
1993-08-31
ISBN
9784101334059
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トットの欠落帖 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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しいたけ

徹子さんのクラシックコンサートに行くことが決まり、積んでいたこの本を大急ぎで読んだ。このドタバタ喜劇は、作ろうと思って作れるものではない。よってどれも貴重な記録。可笑しくて可笑しくて、ついテーブルの向かいに座る娘に話して聞かせるので、これじゃあ読み聞かせじゃないかいと。検便のプレゼントの話と、向田邦子の留守電に入れたメッセージの話は、この先出会う人に必ず話して聞かせようと思う。読んでいて時折寂しくなる。徹子さんの大切な人たちは次々と彼方の世界に移動している。とはいえ徹子さんにはまだまだ此方にいてほしい。

2017/07/20

YM

TBSラジオ、タマフルでしまおまほさんが推薦してた本です。僕は黒柳徹子さんの本はこれが初めてなので、テレビのイメージでしか分からないけど、本書は徹子さんの欠落してるとこ、失敗したり人とずれてるエピソードをまとめてます。クスッと笑えるものから、はらはらするものまで、たっぷり!徹子さんはご自身を欠落だらけっていってるけど、これはもう才能です。徹子さんなりの哲学みたいなのも面白い。個人的には、徹子さんが、夜、六本木の道路にあったポリバケツに、頭をつっこんでる猫をみて「あら、ペンギン!」て言っちゃうとこ好きです。

2014/12/07

美登利

黒柳さんはNHKのテレビ女優さんでデビュー、これは更に幼い頃の記憶なども書かれていて、笑える話もあるのだけど、やはり切なく感じてしまうのは、彼女の天然さが周りを明るくしているのも有るのだけど、今ではそれが何故だかわかってしまったからです。機転が効いてることも有ったり、反対に場の空気が掴めない感じとか。それは彼女の持つ優しさや芯の強さでカバーされてると思うのです。徹子さんは欠落してるところを悲しく思ったりしてるようですが、お友達や周りの人たちの気持ちを軽くしてくれていると思います。読み終えて少し泣けました。

2014/06/01

ツバメマン★こち亀読破中

精進湖の湖畔にある旅館に彼女が宿泊した際、窓から見える富士山を見て「この山、なんという山です?」…うーむ、欠落というのか何というのか、やっぱり黒柳徹子は最強で唯一無二の存在です!

2019/01/22

ぽふぽふ

ドラマの「トットちゃん」にはまっているので、また黒柳さんを読む。 この本、傑作!! 声を出して笑った!! 黒柳さんって、天才だと思う。 要するにいろいろな勘違いだとか、失敗が書いてあるんだけど、それで本が一冊できちゃうのすごすぎ。内容濃いし。いやー、改めて、すごい人だ。お勧め!!

2017/12/12

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