凶気の桜 (新潮文庫 ひ 20-1)
凶気の桜 (新潮文庫 ひ 20-1) / 感想・レビュー
mr.lupin
何となく手にとって読んだ本。一切予備知識なしで読み始めました。サクサク読めたが、内容的にはイマイチだったし、もっと破壊力が欲しかったな。 ☆★★★★
2016/07/24
おかむー
やり場ない怒りや狂気に満ちた内容を期待したけれど、なんだか中途半端な感触で残念。『可もなし不可もなし』。“「ネオ・トージョー」と名乗る若きナショナリストを描いたバイオレンス小説”とあらすじにはあるけれど、ナショナリストという建前を掲げたチーマーが右翼や筋者の手のひらで躍らされて挫折を味わう青春小説…と括るにしてもあやふや。前半は主人公・山口を軸とするバイオレンスなのに、途中からオトナ側の極道な思い出やら経済やくざの理屈など主題がずれていって山口の存在が添え物に。ひりつくような破滅を満喫したかったのになぁ。
2016/03/13
ぷっくん
グイグイ引き込まれた〜笑。私好きなんです、アウトローやヤクザ物。映画では窪塚洋介が主演でしたね!読んでみたらヒキタワールドに引き込まれました笑。若き3人の自称ナショナリスト、ネオ・トージョー!この3人が渋谷を拠点とするヤクザに利用されてしまう。結局でも、いつの時代もこの手の話はリアルに存在する。このアウトロー感、最近は少ない気がして、久々にやんちゃな本を読みました☆☆読み手を選ぶ本ですが面白かった!
2016/02/21
H!deking
うん、普通にストーリーは面白かったとは思う。ただ、個人的に垣根涼介とか好きな自分としてはキャラの個性がもうちょい欲しかったかな、という感じ。嫌いじゃないんだけどね。そこだけ残念!41冊目
2018/04/15
R.Hand
救われない話かな。若者3人が大人に食われるべくして食われてしまいますが、気の毒だとは思えませんでした。食った大人にも肩入れできませんが。(3.3)
2015/10/09
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