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勝ち続ける力 (新潮文庫)

勝ち続ける力 (新潮文庫)

勝ち続ける力 (新潮文庫)

作家
羽生善治
柳瀬尚紀
出版社
新潮社
発売日
2011-09-28
ISBN
9784101374727
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ジャンル

勝ち続ける力 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓@勉強中

羽生さんと翻訳家の柳瀬さんの対談集。棋士がどのようなことを考えながら指しているのか、何を目指しているのか、断片が表現されている。超一流の者のみが見ることを許された世界が、眼前に開けている。

2017/06/27

はじめさん

中学生にして快進撃を続ける藤井プロに触発され、私世代での天才棋士の代名詞・羽生さんとジョイスなどの翻訳で知られる柳瀬さんの2009年の対談集を手に取る。/ この時代はまだ人間の方がAIより強かった。羽生さんは自分はカメラアイ(直感像)では無いと述べているが、謙遜というかプロ棋士で驚異的記憶力のエピソードがずらり。やはり天才か(カカシ先生ボイスで)/ ジョイス語をセンスで訳すヤナセ語もゴイゴイスー。たぶん私はあと10年後くらいに手に取るかもしれない。/ 海に深く潜るという感覚。集合無意識? 81マスの座標。

2017/06/11

bakumugi

柳瀬尚紀さん追悼。柳瀬さんと将棋、羽生さんとの接点知らず、将棋はまったくわからないが大変面白く読了した。自分キャパ的にジョイスは無理だしな…。何かに魅せられてひたすら究める人に魅せられる、その気持ちはわかる気がする。柳瀬さんと羽生さんの根っこの部分の美学が似通っていることや、対談のなかで将棋の話になると饒舌になる羽生さんの人柄が堪能できる興味深い対談集だった。柳瀬さん、聞き上手だな。

2016/08/20

Mzo

天才・羽生。彼の思考の特徴は卓越した勘と読み、つまり常人離れした感性と論理力が絶妙なバランスで成り立っていることにある。さらに凄いのは、それを素人にも分かるように伝えられる言葉を持っていること。天才の能力を垣間見せてくれるのは一般人の私にも非常に楽しい。イチロー、武豊らこの世代の天才共通の能力か。そして「人が何かに魅せられている姿には、必ず魅せられるものだということです」という言葉は深い。究極的には羽生の魅力はここに凝縮されているのかも。

2011/10/10

JP

勝負師ではなく、求道者の羽生さんを見た。盤の海に潜り込む感覚、「そんな打ち手があったか」と実践や棋譜の発見に感じる無常の喜び・・・伝統文化、日本ならではの「道」を求める者はアーティストなのだと知った。イチローと共通するところがたくさんある。平常心は、他人との勝ち負けに一喜一憂するのとは違う次元に上り詰めた人だけがたどりつける境地なのかもしれない。凡人はこういう人を天才というが、本人は涼しい顔で、日々の努力をひたすら積み続けているだけなのだろう。

2018/09/15

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