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古典夜話: けり子とかも子の対談集 (新潮文庫 し 20-14)

古典夜話: けり子とかも子の対談集 (新潮文庫 し 20-14)

古典夜話: けり子とかも子の対談集 (新潮文庫 し 20-14)

作家
円地文子
白洲正子
出版社
新潮社
発売日
2013-11-28
ISBN
9784101379142
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古典夜話: けり子とかも子の対談集 (新潮文庫 し 20-14) / 感想・レビュー

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さきん

源氏物語絡みの対談が多い。西行は和歌は自分もとても好き。すっと入って忘れない。源氏物語がそこまで女性から人気なのかは理解できない。女性からしたら、それぞれの女性キャラクターはあるあると共感するところがあるのだろうか。何人のも女性に平気で手を出す光源氏と中将にまず共感できない。

2021/05/09

紫羊

古典文学の東西横綱的なお二人が、深い教養をベースに縦横無尽に源氏物語や能などを語る。肩肘張らずに読めるが中身は濃い。

2019/04/19

冬薔薇

またしても読んだことを忘れていた。興味あるものは不変、本棚の数ある背表紙の中のこの本に手が引かれる。(読書の幅が狭い)。世阿弥と「源氏物語」が印象深い。とくに「雨夜の品定め」の二人の対談が面白い。

2020/07/27

kankoto

能の事など全く分からない自分でも楽しんで読めた。お二人の対談自体が好きな物に対する楽しみに満ちているからだろう。何か女子トークという感じもあって可愛らしい。円地さんの源氏通して読まなくては。いつも途中でやめてしまってたので。

2014/10/17

amanon

サブタイトルとその解説ともいうべき円地文子による前書きが何とも言えずユーモラスで良い。それはともかくとして、とにかく二人の博識ぶりに脱帽。教養というのはかくあるべきと言いたくなるくらいに、日本の古典文学が血肉化されている。まさにまだ江戸の空気が残っていた東京で生まれ育った二人だからこそこのような味のある対談が実現できたのだろうとつくづく思う。個人的には『源氏』を主題にした対談がとりわけ興味深く読めた。これまでいくつかのヴァージョンで読んできた『源氏』だがまだまだ読み方が浅いということを痛感させられた。

2014/06/21

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