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狂気の左サイドバック (新潮文庫 い 51-1)

狂気の左サイドバック (新潮文庫 い 51-1)

狂気の左サイドバック (新潮文庫 い 51-1)

作家
一志治夫
出版社
新潮社
発売日
1997-09-01
ISBN
9784101427218
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狂気の左サイドバック (新潮文庫 い 51-1) / 感想・レビュー

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ヒダン

勝てばW杯出場が決まるドーハでの試合に疲労骨折が治るか治らないかという状態の不動のレギュラーがいた。Jリーグができたばかりの当時、日本代表に都並の代わりになれる選手はいなかった。都並から見た日本代表の四年間を描くノンフィクション。プレーを見たことないので上手く想像できないもどかしさもあったが、みんな解説者や監督になってる人ばかりで選手時代から一流だったのかと思ったりした。狂気というほどの熱量では書かれてないが、男気あふれる都並の生き様はとても格好よかった。

2016/04/28

Gamemaker_K

自分がサッカーを見始めた頃、都並はケガしちゃったんだよなあ・・・。ケガをした都並が代表に入って痛み止め打って非公開のゲームに出て、のところはちょっと泣けた。

2014/12/15

だむろく

ロンドン五輪も終わったので、再読。20年ほど前のサッカー日本代表は、アマチュアからプロへの変遷期で、個性的なスキルを持つ選手で固められていた、魅力的なチームだった。そのチームの中で本当に欠かせなかったのはブラジル帰りのカズでも、ブラジルから帰化したラモスでもなく、日の丸を誰よりも愛した左サイドバックだった。国民の期待を背負いながらも、最後の最後で辿りつけなかった「ドーハの悲劇」を描いたノンフィクション。これを読むと、ワールドカップってやっぱり特別だと思える。

2012/08/18

厩火事

jリーグの黎明期がよくわかる本です。都並さんのプレーは見たことがありませんが、ガッツのある人を魅了するプレーヤーだったんでしょうね。左サイドに求められてるものって今と昔で違うんですね。

2018/04/24

こたちゅう

私はスポーツ観戦が嫌いで、ニュースを見ていてもスポーツコーナーになったらチャンネルを変えるほどだが、この本は楽しく読めた。ドーハの悲劇はそんな私でも覚えている。今からすれば世界レベルには到底及ばなかったと分かるが、Jリーグ黎明期の興奮みたいなものが蘇る。カズとかラモスとか北澤とか、昔のジェーリーガーはもっとヒーローだったような気がする。都並氏のような伝説をこういった形で読メテ楽しい。一人ひとりにちゃんとドラマがあれば(予習しておけば)スポーツも楽しく見れるのかもしれない。

2013/03/06

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