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オーケンののほほんと熱い国へ行く (新潮文庫 お 44-2)

オーケンののほほんと熱い国へ行く (新潮文庫 お 44-2)

オーケンののほほんと熱い国へ行く (新潮文庫 お 44-2)

作家
大槻ケンヂ
出版社
新潮社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784101429229
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オーケンののほほんと熱い国へ行く (新潮文庫 お 44-2) / 感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

筋肉少女帯のヴォーカル大槻ケンヂ(オーケン)が、暑いじゃなくて熱い国へ旅した紀行エッセイ。旅先はTV番組の収録でインドへ。バックパックを背負って初のひとり旅でタイへ。それにしても、インド、本当に熱そう。ただでさえ気温が高いのに人、人、人の多さ、想像しただけで熱い。おまけに一緒に収録に行ったクルーがMBS大阪毎日放送のスタッフ。「ハッキリ言ってインドで聞く大阪弁は暑苦しい」。でしょうね。大阪人でも熱い国で聞こえてきたら暑苦しいだろうなと思います(笑)一転、タイの旅は楽しそう。私もコ・サメット行きタイ。

2016/11/23

『よ♪』

のほほん、でも熱い──。つか。きっと暑いよね。オーケンがのほほんと綴るインド・タイ紀行。"印度"と言えばオーケンだ。と、いうかたはきっと結構なご年配。中央線に飛び込んだ聖者の言葉は『〇〇は何て〇〇だー』とか期待しながら読み始めたものの、いきなりインドの山奥で修行してダイバダッタの魂宿す歌から始まる本書はホント行雲流水(のほほん)。んー、まぁなんて出鱈目な国インド。ワンルピーサーなガキども。つーか、仕事で訪れた道中記インド編より、仕事からの現実逃避でバックパッカーするタイ編のほうが面白いからさぁ、たいへん♪

2021/05/02

しーふぉ

番組の企画でインドへ旅する一行とバックパーカーとなり1人タイを彷徨う二篇で構成されています。タイの方が面白い。安宿に泊まり、タイに滞在している日本人のバックパーカーとの交流など。束縛もなく、煩わしい人間関係もなく、物価も安く暮らしてしまえる、タイでの滞在を夏休みみたいと言う大学生の言葉が印象的。20歳くらいの時に海外を彷徨えば何か変わっていたのかな。

2021/03/13

しーふぉ

文学的で美しい文章を書くのも才能だし、大槻さんのように軽妙でコミカルな文章を書くのも才能だと思う。

2023/10/01

実は初版本をもっております。それはさておき、オーケンこと大槻ケンヂのすこし斜めから見る視点のエッセイが好きだ。これはその旅版なのだけど、これくらいの気楽さで旅に臨みたいなぁと思わせる。ほんとうはオーケンだったそんなにのほほんとはしていないことを知っているからなおさらなのかもしれない。インド編はなんだかなぁだったり、トホホーな感じ満載のいかがわしきインドなのだが、タイ編はほんとになーんにもないコ・サメットでわたしもクラゲのようにゆらゆらずぅーとたゆたっていたくなりました。あービバ南の島。行きたくなる1冊

2014/06/30

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