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デイヴィッド・コパフィールド(1) (新潮文庫)

デイヴィッド・コパフィールド(1) (新潮文庫)

デイヴィッド・コパフィールド(1) (新潮文庫)

作家
チャールズ・ディケンズ
Charles Dickens
中野好夫
出版社
新潮社
発売日
1967-03-02
ISBN
9784102030103
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デイヴィッド・コパフィールド(1) (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

本作は著者自身が物語の初めに書いているように自身の半生を描いた自叙伝的な物語の第1巻。デイヴィット少年が誕生してから、10歳に成長するまでを描いている。自叙伝的と表現したのは、ディケンズの境遇とデイヴィットの境遇とでは、かけ離れた個所があるので、いわばディケンズの心の内を表現した心象的自伝といったほうが適切だと思う。以前から本作を手に取ろうと思っていたのですが、現在に至ってしまった。1999年にBBCアメリカとボストンのテレビ局WGBHによって共同制作され、2000年にアメリカTV番組として放映された。

2021/10/31

NAO

【誕生月にディケンズ再読】人形のように可愛いけれど世間知のない母、全ての人を型にはめ自分に従わせずにはいられない義父、変人の大伯母。ディケンズの作品には、戯画的な人物がよく登場する。この大伯母は、『荒涼館』のジャーヴィス氏と同じタイプで、彼らのような良識を持ち合わせている人間が世捨て人となり変人として扱われるのは、ディケンズの皮肉だろう。大伯母がディヴィッドに示した3つの約束を彼が守れるかどうか、ディヴィッドの試練は始まったばかりだ。

2017/02/01

mitu

モーム『読書案内』で「英文学の特徴と思われる諸性格―英国人の特性である逞しく率直で、ユーモアと健全さがある―いちおしの小説だとの推奨で読み始めました。全4巻なので見通しはつきませんが楽に読んで行けます。ディケンズの精神的自伝らしい。生まれる半年前に父を亡くし、若く美しいけれど世間知らずな母親とデイヴィッドは、共にしっかり者の女中ペゴティーに守られますが、Mr.マードストンに言い寄られ結婚したところが、威圧的な夫に豹変した上に陰湿で恐ろしい義姉ミス・マードストンも住み着いて監視、家庭内でも母子を⇒

2021/02/17

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

何だかうわの空で読書が全然進まないが、やっと1巻。主人公デイヴィッドを見舞う不運の数々。幼いデイヴィッドは義父の折檻に耐え放り込まれた学校で校長の折檻に耐え奉公に出された酒屋で飢えに耐える。ディケンズらしいがそれでも周囲のもっと不幸な人たちや優しい人たちに関わりながら健気に生活を続けるデイヴィッド。どれくらいのお金で何を食べたかみたいな細々とした出来事も漏らさず書くのでディケンズはとても面白いと思う。またのろのろと2巻目を読むよ。

2020/04/13

TSUBASA

ディケンズの半自伝的作品。父なしの子として生まれたデイヴィッドは母の再婚相手のマードストンとその姉にこっぴどくいじめられる。厳しい学校に入れられたり、丁稚奉公に出されたり、苦境の中を生き抜いていく。なんとも渡る世間は鬼ばかり。時代的に子供が大人に守られることなく劣悪な環境にさらされることは今よりずっと珍しくなかったんだろうな。それ故に母クララや乳母ペゴティの深い愛情などに触れると人間捨てたもんじゃないと思えてくる。1巻はマードストン姉弟をやっつけた伯母さんの男気にやられました。

2019/05/13

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