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移動祝祭日 (新潮文庫)

移動祝祭日 (新潮文庫)

移動祝祭日 (新潮文庫)

作家
アーネスト・ヘミングウェイ
Ernest Hemingway
高見 浩
出版社
新潮社
発売日
2009-01-28
ISBN
9784102100158
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移動祝祭日 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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マエダ

ヘミングウェイが22歳の頃当時の妻と共にパリへ渡った時の思い出を綴ったものが本書である。当時のパリは音楽、美術、文学を代表する人たちが同じ時代を生き切磋琢磨し競いあった。ピカソやコクトー、フィッツジェラルドやミロと名だたる顔ぶれである。特にフィッツジェラルドとの経緯は面白い。

2017/08/28

はたっぴ

ヘミングウェイが晩年に遺した回想録。新妻と共に過ごしたパリでの創作の日々が、名だたる芸術家との交流を挟みながら鮮やかに描かれている。新婚生活の甘く幸せな時間。文学に対する意識の高さや、文章を書くことへの並々ならぬ決意が伝わってくる修業のような日々。20代の若く多感な頃に親交のあった芸術家達の中でも、フィッツジェラルドとの交遊は、パリの街並みに相応しく華やかで賑やかに描かれており、読むほどに引き込まれてしまう。長らく積読しているが、彼が関わったとされる『日はまた昇る』を読んでみたくなった。

2018/07/23

巨峰

凄く良かった。ヘミングウェイが晩年に、若き日作家修業時代の最初の妻とのパリでの生活を思い出しながら書いています。それにしても、パリって凄かったんだなと。まだ売れていないヘミングウェイの友人たちとの交遊で出てくる名前の凄いこと。後の世に名を遺したもの、その頃は売れていたけど今は読まれていないもの、結局は世に出ずに終わったもの。それは結果ではあるけど、この本の中では、彼らが今生きているかのように生き生きと描かれている。そして文学に対して真摯なヘミングウェイがとてもいいです。大文豪に親近感を持ちましたー

2016/03/22

syaori

晩年のヘミングウェイが駆け出しの作家だったパリ時代を回顧した青春の書。パリ、作者が過ごしたパリは何という街だったことでしょう。ガートルード・スタインやジョイスがいて、そのジョイスの『ユリシーズ』を出版したシェイクスピア書店があり、フィッツジェラルドがいた輝かしい時代。愛は永遠で、繰り返す日々には終わりがなく、書くことの情熱に溢れていた時代。この本には、そんな時代の愛や友情や憧れや希望が溢れていて、老ヘミングウェイから若き日の自分への、そして青春時代を過ごした、これから過ごす全ての人への祝福を感じました。

2018/10/25

SOHSA

《購入本》ヘミングウェイの若き日、パリ時代の回想録。エズラ・バウンド、ジェイムズ・ジョイス、ガートルード・ステイン、フォード・マドックス・フォード、スコット・フィッツジェラルド等々、ヘミングウェイが描く彼自身とこれら作家達との交流の場面は、その姿が眼前に浮かぶようで興味深い。当時のパリには多くの若き芸術家が集まりとても刺激的な街だったのだろう。お互いに触れ合い衝突し合い、また融合し合うことでそれぞれがそれぞれの方向へ進み、成功し或いは挫折する。混沌とした時代の中で彼らはそれぞれに昏く強烈な光を放っている。

2018/09/12

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