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誰がために鐘は鳴る(上) (新潮文庫)

誰がために鐘は鳴る(上) (新潮文庫)

誰がために鐘は鳴る(上) (新潮文庫)

作家
Ernest Hemingway
アーネスト・ヘミングウェイ
高見 浩
出版社
新潮社
発売日
2018-02-28
ISBN
9784102100165
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誰がために鐘は鳴る(上) (新潮文庫) / 感想・レビュー

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yumiha

酷いスペイン内戦という予備知識があって、なかなか読めなかった本書。ヘミングウェイがスペインの内戦をどう見ていたのか?を知りたくて読んだ。一番心惹かれたのは、ピラール。大きくて強くて、根性も座っていて、それでいながら物事をきちんと見抜く鋭さも持ち合わせいるパルチザンの女性として描かれていたからだ。それに比べて、ヒロイン(だね?)のマリアは、捕虜として集団レイプされた過去を持っているけれども、19歳にしては幼い言動だと思った。また、パルチザンなのに「人間を殺したくない」という葛藤に悩むアンセルモにも共感した。

2019/01/07

くみ

1930年代後半に起こったスペイン内戦が舞台。この内戦へは外国人義勇兵も多く参戦したそうでヘミングウェイも左派として従軍したそうです。主人公ロベルト・ジョーダンもアメリカ人義勇兵。橋梁爆破までの三日間が濃厚に描かれています。仲間のレジスタンスたとの交流、自分の胸の内の反芻、ひとつひとつがゆっくりと何の取りこぼしも許さない緻密さで語られていく様は重く苦しかったです。淡々とした文体でここまで汲々と迫ってくる体験は初めてでした。体に鉛を抱えたかのような感覚です。

2018/10/21

たー

スペイン内戦に参戦したアメリカ人とスペイン人ゲリラの間で沸き起こる様々な葛藤が簡潔な文体ながらも生々しく描かれる。不穏な雰囲気を漂わせ下巻へ。

2018/07/04

てん

最近マイブームのスペイン物。歴史的な背景や状況の説明なしでいきなり本編。スペイン内戦の知識が無いと、全く追いて行けない。国民を分断した内戦の悲惨、市民の窮状と葛藤、戦場の殺伐と少しばかりの良心。非正規軍作戦の現場での苦労。国民の共和国への忠誠と現実の格差。古い翻訳物に有りがちな突然の長い回想、過度な説明、無駄な修辞、なかなか進まないストーリーは結構厳しかった。ピラールのバレンシアでの幸福と「ある町」の悪夢が印象的。 イメージキャスト ロバート・ジョーダン:オーランド・ブルーム ピラール:メリル・ストリープ

2020/04/23

だいご

舞台は1936〜39年に起こったスペイン内戦。共和国側のアメリカ人義勇兵ロバート・ジョーダンはファシスト側の救援を断つため、橋の爆破作戦を命じられた。ジョーダンはそこで出会った少女マリアと恋に落ちる。しかし危険な任務の決行が刻一刻と迫っていた...。 国全体を巻き込んだ内戦は日本ではあまりないから新鮮。国と国との戦争とは異なり、誰が敵かわからない状況に恐ろしさを感じる。兵士でありながら本当は人を殺したくない人も多い。ジョーダンとマリアの恋から悲壮感が伝わってくるのは気のせいか。先を読むのが怖い。

2020/05/07

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