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ブルー・リング (新潮文庫 ク 5-9)

ブルー・リング (新潮文庫 ク 5-9)

ブルー・リング (新潮文庫 ク 5-9)

作家
A・J・クィネル
A.J.Quinell
大熊栄
出版社
新潮社
発売日
1995-01-01
ISBN
9784102205099
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ブルー・リング (新潮文庫 ク 5-9) / 感想・レビュー

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GAKU

元傭兵クリーシィシリーズ第3作。同じくクリーシィシリーズファンの読友さんがプレゼントして下さいました。今回は養子マイケルの亡くなった母と関わりがあったと思われる、「ブルー・リング」という金髪で処女の美少女を生贄に捧げる秘密結社が相手。相変わらずクリーシィ強いです。また彼が集めた元傭兵達も凄い奴らばかり。まさしく海外版「必殺仕置人」のようです。勧善懲悪のストーリーは読んでいてスカッとします。これはもう第4作も読まねば!⇒

2016/12/17

i-miya

2014.01.08(01/07)(再読)A.J.クィネル著。 01/07 (カバー) 南地中海各地で頻発する若い女性の失踪事件。 その陰にブロンドの美少女を生贄に捧げる秘密結社<ブルー・リング> 一方、元傭兵クリーシィの養子マイケル、生き別れの母親とブルー・リングの関わりを知り、組織解明を目指す・・・。 覆面作家がはなつクリーシィ・シリーズ、『パーフェクト・キル』に続く第三弾。 

2014/01/08

i-miya

2014.02.23(02/07)(つづき)A.J.クィネル著。 (訳者あとがき、つづき) (P524) クィネル作品、現実的背景も魅力。 『スナップ・・・・』=1981.06、イスラエルによるイラク原子炉爆撃事件、 『ヴァチカン・・・』=1981.05、トルコ人、メフモト・アリ・アジャによる法王ヨハネ=パウロ二世狙撃事件と1984.02、アンドロポフ、ソ連共産党書記長の死、 『パーフェクト・・・』=1988.12、パンナム103便爆破事件。

2014/02/23

タツ フカガワ

再読のクリーシィ3作目。マイケルは、娼婦だった生みの母親の臨終に立ち会ったとき、少女たちを誘拐してヘロイン中毒にしたうえで人身売買する“ブルー・リング”という犯罪組織を知る。母親も犠牲者のひとりだった。マイケルとともにクリーシィはかつての仲間を結集して組織の壊滅に乗り出すが、ブルー・リングの闇は思った以上に深かった。実際にあった醜聞を題材にした冒険活劇の興奮はもちろん、随所に描かれる仲間との絆や家族愛も読みどころで、いやあ面白かった。19歳のマイケルの成長も頼もしく、もう内容を忘れている次作も楽しみ。

2021/11/06

i-miya

今回、『ブルー・・・』=1981.05、「ロッジャP2」事件発覚。 フリーメイソン・ロッジャP2、という組織。 5/23付朝日新聞朝刊。 「イタリア政局混乱、視界ゼロ/国家転覆狙う秘密結社/名簿に三人の閣僚の名」 フリーメイソンの一イタリア支部、「ロッジャP2」ローマに事務所。 実業家リチオ・ジェリ(現在アルゼンチンに国外逃亡中) 戦後三十数年、キリスト教民主党の一党独裁が崩壊、連立の時代。 

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