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消えたマンガ家 アッパー系の巻 (新潮OH文庫 57)

消えたマンガ家 アッパー系の巻 (新潮OH文庫 57)

消えたマンガ家 アッパー系の巻 (新潮OH文庫 57)

作家
大泉実成
出版社
新潮社
発売日
2000-12-01
ISBN
9784102900574
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消えたマンガ家 アッパー系の巻 (新潮OH文庫 57) / 感想・レビュー

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daiyuuki

特に山本鈴美香のように漫画をやめて「神山会」という宗教団体を設立したり、チャネリングにハマる美内みすずのパートは、その宗教団体の教えや信者などの底抜けしたアホさ加減に大爆笑。

2016/04/28

よみ

水木原理主義者たちは水木氏のいない年明けをどうやって迎えたのでしょうか… ふくしま政美氏で1冊出せたんじゃないかと思いつつ、小出しにしないかんじがOH!文庫らしくて好印象でした

2016/01/09

みーすけ

(借)教祖さま話しはコワイコワイ。作品完成させてからあっちの世界にいって欲しいですね。

2010/03/07

寛理

大泉実成の本は初めて読んだ。読む前は『QJ』に載ったものだし、サブカル的な面白第一主義かと思っていて、実際、鳥山明がエホバの証人か、という文章などちょっと不快なノリだ。 しかし、宗教家となった漫画家たちについて書いたところでは、教団側を「自我肥大」、信者を「バカでマゾ」と率直に罵倒している。これは「地下鉄サリン」以後だからでもあるだろうが、大泉が子供の頃エホバの証人の信者だったことが文章を真面目なものにしている。 山本鈴美香の「神山会」で「六十歳になった宗方コーチ」のような山本の父が説教をする場面が圧巻。

2019/03/11

yoyogi kazuo

以前から読みたかったのだが、まったく本屋にはおいていないし、古本屋でも見つからなかったので、読めてうれしかった。 中身の充実した本なのに見かけることが少ないのは、大手出版社による漫画家使い捨ての実態について鋭い批判が展開されているため、何らかの圧力があるのではないかなどと勘ぐってしまう。 エースをねらえの山本鈴美香や人間時計の徳南晴一郎、山田花子、安部慎一など「消えたマンガ家」のその後を取材していて、それぞれに興味深いのだが、自分にとっての目玉は、「鴨川つばめラスト・ロング・インタビュー」であった。

2016/02/25

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