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アリはなぜ、ちゃんと働くのか (新潮OH文庫 96)

アリはなぜ、ちゃんと働くのか (新潮OH文庫 96)

アリはなぜ、ちゃんと働くのか (新潮OH文庫 96)

作家
デボラ ゴードン
Deborah M. Gordon
池田清彦
池田正子
出版社
新潮社
発売日
2001-05-01
ISBN
9784102900963
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アリはなぜ、ちゃんと働くのか (新潮OH文庫 96) / 感想・レビュー

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イノ

リーダーもいないのに組織として機能して、個々では餌を運ぶ、卵を産む、育てるなど単純な事しかやっていない。そんな言われると不思議なアリの生態を調べあげた本書。  成熟した巣の方が害敵や予想外の反応に対応したり、同じにおいでも状況によって反応を変える等見所もたくさん。   巣に何匹のアリがいるか数える為に200ヶ所の巣穴の横を掘る、羽アリを捕まえるために100ヶ所に罠を仕掛ける等々そこまでするのって思わず突っ込むくらいパワフルな作者も凄い!  個人的には面白いんだけど訳のせいか読みづらかった><

2016/07/30

Akiro OUED

アリの就く職業には順番がある。食料収取は、アリ生最後の仕事だ。巣の中で悠々自適じゃないらしい。アリの社会も世知辛いね。アリのコロニーは、女王アリが死んで働きアリの供給がなくなると自然消滅する。なぜ、新しい女王アリを雇わないのだろう。世襲が社会を衰退させるのを知っているのかな。

2023/02/15

Hiroki Nishizumi

アリの生態についてひたすら調べる、なんだかそれだけで凄いな。アリは話しが出来ないところが残念だけど、神と対話しながら生きているのね。

2022/11/30

COLD SWEAT

身近なありについての「目からウロコ」がいっぱい。もう少し読みやすい文体だったらなぁ。

2010/10/18

Unir

アリだー!TVのアリ特集番組の餌探索範囲の図はこの本が元ネタなのかな。偵察アリはお互いに出会う頻度をチェックするだけで危険を感知できるようだ、という説は新鮮。複雑に見えることが簡単な仕組みで出来ることもあるんだと納得する。

2009/08/26

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