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我は景祐

我は景祐

我は景祐

作家
熊谷達也
出版社
新潮社
発売日
2019-11-27
ISBN
9784103001546
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我は景祐 / 感想・レビュー

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就寝30分前

主人公の影が薄い。幕末の大きなうねりの中で史実をもとに下級?武士の生涯を描くとこうなってしまうのは仕方がないのかもしれない。それにしても主人公若生文十郎景祐が、壬生義士伝の吉村貫一郎と被ってしかたがなかった。共に不器用に義を貫く武士だからだろう。幕末の東北、仙台にこのような歴史があったとは知りませんでした。仙台藩以外はかなりへなちょこに描かれていますが、そこは作者の地元愛ということで。。。

2020/02/06

aloha0307

熊谷さん 初の本格的時代・歴史小説 戊辰戦争を仙台藩から描いた。奥羽越列藩同盟...新政府軍による会津藩征伐を阻止するための戦いが、いつしか仙台藩自身の防衛戦になっていく。同盟はやがて脆くも崩壊、藩内部でのゴタゴタはいつの時代も”組織”とはこうなっていくのだね。そのなかで、景祐の清々しさといったら...善悪と欲・我妄が交差するいくさの果てに天高く立ちのぼってゆきます✿

2020/03/20

Ayako

幕末ものは好きで色々と読んでいるが、仙台藩を中心に描いた作品は初めてで新鮮だった。若き藩士・若生文十郎景祐が、時代の流れに翻弄されながらも義を貫く様は、胸が熱くなる。政局を丁寧に描いた作品なので、知識がなくても読み進められたが、逆に奥羽越列藩同盟について詳しく調べてみたくなった。

2020/03/01

ちゃま坊

戊辰戦争の仙台藩。朝廷から会津討伐の錦旗が届いた。官軍の言うことが本当に正義なのか、奥羽の諸藩は悩む。景祐は江戸の無血開城のようにやりたかったのだろう。しかしやって来た官軍の参謀「世良修蔵」が極悪だった。多くの恨みを買い「斬殺」されたのは天誅と言える。会津に次ぐ朝敵とされ、降伏か徹底抗戦かで割れる仙台藩の騒動。

2020/09/29

Totchang

会津高校卒の私にとって、戊辰戦争は会津藩目線ばかりでしたが、奥羽越列藩同盟を克明に描いてもらって嬉しく感じた。それにしても長州閥のひどさ!吉田松陰も人間性は指導しなかったのだろうか。世良修蔵は暗殺の憂き目にあったが、このような輩は帝国陸軍にそのまま引き継がれ、大陸において酷いことをしたのではないか。安倍晋三、佐藤栄作、岸信介は何れも長州の系列。どこまで信じていいのか良くわからない。歴史の流れとはいえ、東北の悲劇は徳川慶喜の軟弱な独りよがりの行動に始まったのではないだろうか。

2021/04/18

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