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向日葵の咲かない夏

向日葵の咲かない夏

向日葵の咲かない夏

作家
道尾秀介
出版社
新潮社
発売日
2005-11-01
ISBN
9784103003311
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ジャンル

向日葵の咲かない夏 / 感想・レビュー

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みんと

どこからが現実で、どこからが妄想なのか、ミチオとS君の作り出す一種独特な世界を楽しみ、登場人物それぞれの不自然な気持ち悪さに引き、引っ張られて引っ張られて、最後、え?こんな結末?っていう意外性に呆然とする。 後半は、パタパタとたたみかけるようなスピード感があり一気にラストへと向かうわけだが、その結末が予想外の展開で、やはり凄いなと思った。

2013/04/17

あつひめ

ミステリーとホラーとファンタジー。いろんな要素が混ざり合わさって最後の砦まで駆け抜けるような物語だった。二重三重に仕掛けられたものを乗り越えながら読む気分。心が清い子供ほど残忍になれる。ただ、一度では作者の仕掛けた罠を見逃している気もする。読み返すうちにその罠を見つけて作者の意図する方向に導かれるのかもしれない。時期をおいてまた再読してよたいと思う。もっと書きたいけど・・・ネタバレしたら大変だから・・・このへんで(笑)

2012/10/31

えむ

ミチオはS君が自殺していたのを発見。しかし、S君の死体が消える。S君は蜘蛛となってミチオの前に現れる。 中盤まではついていけましたが、後半は話が二転三転。道尾さんらしい展開かもしれないが、終わりは???。正直、この作品お勧めしません。1263。

2013/06/02

バネ

ちょっとばかり期待し過ぎたかもしれず、後半からラストへのミチオの告白に、イマイチ衝撃を感ぢられなかった。ただ中盤までの展開にはページを捲る手が止まらず、今回最短の2日で読了!ヂャンルに分け辛い不思議な作品だった。

2022/06/05

そのぼん

全員が歪んだ世界に閉じ込もっていました…。面白かったけど、読み終わった瞬間、鬱な気分になりました。

2011/05/17

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