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手のひらの楽園

手のひらの楽園

手のひらの楽園

作家
宮木あや子
出版社
新潮社
発売日
2019-07-18
ISBN
9784103038344
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手のひらの楽園 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

「子どもに罪はなか。」ー小さな島で育った自分のこれまでが、その言葉の意味と共に明らかになる。母を癒したい思いで選んだエステ科のある高校での友麻の1年間。友や先輩、先生に育まれ成長途上の友麻が眩しい。寮の同室のこづえとのかかわりも好ましい。大人ではなく、幼い子供でもないー人生において一番キラキラしてたと、思い出す高校時代が懐かしい。自分の半径1mが世界の全てだった頃。想いだけが溢れるほど日々を覆うのだなぁ。友麻との何気ない会話のどれもが愛おしい。宮木さん、こういうのを読ませるから参っちゃうなぁ。

2019/08/19

ナイスネイチャ

図書館本。離島育ちの女子校生。高校が本島になり寮生活するが、自由奔放の性格の主人公が親との確執をもった寮友を変えていく。主人公の死別したと聞かされていた父親とか島人の母親に対する行動などドロドロなお話にならずスッキリした内容で良かった。

2019/09/22

モルク

長崎の離島で生まれ育った友麻はエステ科のある高校に進み寮生活をおくるようになる。それと同時に母が失踪する。閉鎖的な島での母子の扱い、父親がおらず奨学金を貰いかつかつの生活をしている友麻に対する寮生の本音。そして実父の出現とその病…と、次々と友麻のまわりに変化が起こる。友麻のまっすぐでおおらかな性格がとても好き。この本のように長崎には本当にエステや看護、保育、パティシエの科がある高校が存在するのですね。

2020/01/31

みかん🍊

長崎の島から寮に入ってエステ科の高校に通う友麻は母子家庭で奨学金生、しかも入学後母親が失踪という境遇にありながら明るく怒ったり恨んだりする事なく、長期休みに帰る島では叔母さんを始め島の人々が自分の子供の様に接してくれ悩みなどない様な生活をしていたが、ある男性に会ったことにより思いもよらぬ事を聞かされ周りに不信感を抱いてしまう。きらきらした高校生活、親友たちとの寮生活とそれぞれの悩み、それでもああ青春だなと限りある高校生活を思う存分楽しんで欲しいと思う、今はエステ科もあるんだ。

2019/08/20

sea&pink(しーぴん)

看護、美容、調理など職業科ばかり、長崎の夕陽ノ丘高校。離島出身、寮で暮らすエステ科の友麻は、父親は元々いない、母親は失踪、という苦学生。なのに全く屈託がなく、「手から何か出ている」と言われるエステの才能もあり、楽しい日々。友人達とのやり取りがほんとに楽しそうで可笑しくてクスクス笑ってしまう。しかし自分の出生についての隠されていた事実を知ってしまい、明るかった友麻に影が落ちて…。大人の嘘を知って恋を知って、そして一層輝く友麻。清々しく読み終えました。エステに全く縁がなかったのですが、行ってみたくなりました。

2019/10/14

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