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邯鄲の島遥かなり【下巻】

邯鄲の島遥かなり【下巻】

邯鄲の島遥かなり【下巻】

作家
貫井徳郎
出版社
新潮社
発売日
2021-10-29
ISBN
9784103038757
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ジャンル

邯鄲の島遥かなり【下巻】 / 感想・レビュー

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starbro

上・中・下、全三巻、1,700頁強、完読しました。明治~大正~昭和~平成~令和、150年に渡る大河小説、色んな物語の要素が組み込まれていて、長大作ながら最後まで引き込まれ、堪能しました。最期にサプライズがあれば、もっと好かったと思いますが、今年の読書における大きな収穫、著者の新たな代表作間違いなしです。この小説を書き切った後の著者は、今後どのような作品を産み出すのでしょうか? https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000047877.html

2021/11/11

のぶ

下巻では戦後の焼け跡の時代から、令和の始まりまでの期間が描かれている。四篇の話が入っているが、二編目の「野球小僧の詩」がやや冗長の感があったが、他はどれも面白く、楽しく読む事ができた。時代の変化もあるだろうが、物語が島から離れる部分もあり、できれば島内だけの話で通してもらいたかった気もした。全三巻を読み通し、神生島という東京沖の小島を舞台に17のエピソードで明治維新から現代までのクロニクルを展開した、過去に読んだ事の内容な大作を描き切った貫井さんには敬意を表したい。とても充実した読書時間でした。

2021/11/03

ゆみねこ

イチマツの帰島から始まった壮大な物語も最終章へ。戦後の島の復興、野球に熱中する少年たち、一ノ屋の終焉と新しい時代。最終章は島の火山噴火と全島民避難から大きな災害を経てイチマツの末裔の未来を暗示させる大団円。読み応えのある長編、大満足で読了しました。

2021/11/17

Sam

いよいよ下巻。時代は戦後から令和の幕開けまで。激しい時代の移り変わりが生き生きと描かれる。上中巻の登場人物たちが時を経て登場するのも実に嬉しい。野球少年たちを描いた章は独立した物語としては冗長だが時代の流れをうまく繋ぐストーリーとして機能している。そして残りわずか2章、果たして物語はうまく着地できるのか不安に感じたが、なるほど!と思える筋立てで物語は見事に終わりを迎えたのであった。「邯鄲の島」とは人の世の栄枯盛衰を見守り続けた島ということであろうか。大変な長編ではあるが誰にでもお勧めできる作品。

2021/11/04

ぽてち

ついに最終巻である。本書では大戦後の復興から、平成最大の災害を経て令和の始まりまでが描かれる。これまではずっと神生島と一ノ屋一族の話だったが、さすがにもうそんな時代じゃないと登場人物が言うように、一ノ屋(イチマツ)の血は薄れ、最終話ではついに島を離れる。十五部の野球少年の話と、十七部の平成編のバランスが悪く感じたが、ここまで読んできた甲斐はあったと思えた。あの人のその後とか、意外な出来事を描いた番外編も面白いかもしれない。

2021/11/07

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