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奇想遺産 2

奇想遺産 2

奇想遺産 2

作家
鈴木 博之
隈研吾
松葉 一清
木村 伊量
藤森照信
出版社
新潮社
発売日
2008-10-01
ISBN
9784103055327
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奇想遺産 2 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

『奇想遺産』の第2巻。副題には「世界のとんでも建築物語」とあるが、大半は例えばハギア・ソフィアやウマイヤモスク、あるいはフィレンツェのドゥオモのように、スケールこそは大きいが、モスクやカトリックの大聖堂などまっとうな宗教施設である。もっとも、表紙の「ニューヨーク、ニューヨーク」(ラスヴェガス)のようなのもあるが。このまがい物感は、もはや壮観である。ヴェガスには他にも「シーザース・パレス」や「ルクソール」など、こんなのがいっぱい。大半は旧知のものだが、初めて見るものも少なくない。面白い。

2023/06/18

misui

表紙はCGだと思って読み進めていたらラスベガスに実際にある風景だそうで、きれいな二度見をかましてしまった。この巻で面白かったのはパルテノン神殿の逸話で、本来は正面に6本の柱で進められていたものがたまたま8本に変更されたおかげで、それまでの基本形よりすらりと優美なプロポーションが生まれたとのこと。前巻に続いて読んで感じたのは建築的営為の儚さ。砂の城を建てるようなことを人間はずっとやってきたしこれからもやっていくのだろうけれど、それを駆動する夢や欲望といったものが思わぬ形で現れる面白さは堪えられない。

2014/12/25

SKH

第二弾。前書に比べ、メジャーな観光地にある歴史建造物を数多く掲載。

2014/04/26

むぎじる

美しい建築は、たとえ奇想天外な外観であっても、なぜか周囲に溶け込んでいるものが多いと思った。画一的なデザインで、敷地内いっぱいにとにかく建てました!という建築物を見慣れているせいか、ユニークで予想を超える楽しめる内容だった。お気に入りは、古きよき時代をしのばせる「ブラックプール・タワー」(イギリス)と「銀座ライオン」(銀座7丁目)。

2012/08/24

takao

ふむ

2024/01/08

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