花森安治伝: 日本の暮しをかえた男
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花森安治伝: 日本の暮しをかえた男 / 感想・レビュー
i-miya
(読んだわけではありません。日経H26.01.05書評欄から、書評者:安藤礼二(=文芸評論家)、1938生まれ、評論家、『滑稽な巨人』など) (見出=独創的な雑誌編集術を探る) 近代日本が生んだ最も「異形」の編集者。 「暮らしの手帖」編集者。 花森をはぐくんだ2つの土地、(1)神戸=生まれ故郷、(2)松江=旧制高校生として青春を送った、その二重性。 (1)最先端のモダニズム都市、と、
2014/01/05
A.T
幼少期は神戸の裕福な家庭で育ち、実家没落後は松江で単身留学のような高等学校のバンカラを謳歌し、その後東大の定員割れ学部へ楽々と潜り込みつつ学生結婚も果たし…と、どの時代もキッチリ人生を謳歌し無駄のなさに感心。戦時中も軍国青年として大政翼賛会に就職。抜け目のない男 花森安治が戦後に向かったのが「暮しの手帖」という伝説の雑誌の立ち上げだったという。意外な選択と思われるかもしれないが、実はそれまでの知識経験の全ての終結だというのが、著者の取材で裏打ちされている。この人の人生そのものが昭和だとも読める一冊。
2017/03/19
nonicchi
この人ほど特異で、才能のある編集者は、その特殊な立ち位置(亡くなるまで同じ雑誌の編集長でありつづけるという)も含めて、もう出てこないんじゃないかな、と思いました。才能と執念の人。「暮らしの手帖」のバックナンバーも読みたくなりました。ただ残念な事に筆者の文章が私にはどうも合いませんでした。
2016/09/04
midnightbluesky
すでに読了していたが、今になって登録。花森伝はけっこう出版されていて、既出のエピソードが多いか。どうせなら、花森イラスト集とか出してくれないかなぁ。それと昔の暮しの手帖の特集ばっかり集めたのとか。
2014/07/28
onepei
『暮しの手帖』以前を知らなかったので、興味深かった。
2013/12/27
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- 出版社
- 暮しの手帖社
- 発売日
- 2023-03-20
- ISBN
- 9784766002294