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決定版 日本の喜劇人

決定版 日本の喜劇人

決定版 日本の喜劇人

作家
小林信彦
出版社
新潮社
発売日
2021-05-20
ISBN
9784103318286
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決定版 日本の喜劇人 / 感想・レビュー

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kokada_jnet

この本は「人生を伴にした一冊」。「日本の喜劇人」は過去に10数回は繰り返し読んでいて。「日本の喜劇人2」(「喜劇人に花束を」改題)のほうも4、5回は読んでいる。続けて読むと、「2」のほうの、異常な脅迫観念にとりつかれていた喜劇人「藤山寛美」の実像を描く章が、やはり、もっとも印象深い。小林先生以外の人には、書きたくても書けない「実像」だからね。

2021/06/08

ネギっ子gen

『日本の喜劇人』が座右の書なので、その第2部『喜劇人に花束を』との合本である本書は、プレゼント本。ずしりと重いが、その重量までが喜びに。著者は『日本の喜劇人』の「あとがき」で、<「植木等ショー」の作者の一人であり、彼らの映画の脚本の補修を手伝っているのだ。もっとも、自分が関係した“仕事”の部分では沈黙を守るのがルールだ、と、きわめて古風に考えるにせよ、もう少し熱っぽく語るべきではなかったか>。と、クレージー・キャッツをあっさり記述してしまったことを悔いているが、本書表紙は植木等!  堂々たるスーダラ姿。⇒

2021/08/07

信兵衛

喜劇人一人一人の紹介・批評に留まらず、喜劇人の系譜を語った一冊。戦後日本が辿って来た喜劇人の歴史絵巻を見る観があります。関心の有無次第と思いますが、お薦めです。

2021/06/26

gtn

稀有なギャグマンだが「本質的に暗い」泉和助。典型的なモリシゲ病患者、石井均。実際は人気凋落しているのに、映画の観客動員数がそこそこあり、タイムラグが生じたクレイジー・キャッツ等、各芸人の本質は勿論、その時代の空気まで描写できるのは、今となっては著者のみであることを再確認する。

2021/08/16

yhirose254

読み友さんの感想から。『楽屋に顔を出すと、寛美は『日本の喜劇人』を指さして、「南京豆のような本や」と評した。(p455)』かっぱえびせんみたいな本というほうが爺さまには分かりやすい。ほとんどテレビを見なかったがなんとなく判る一億総〜時代。『その〈映画〉だが一『ニッポン無責任時代』のヒットは、個人の幸福に関して何の責任ももたない体制に対しては無責任な態度で居直るほかない、というメッセージを観客が受けとめたからである。(p376)』感染リスクは自己責任の今の日本、居直ることさえなかなかに成しがたい。

2021/08/16

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