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脳はみんな病んでいる

脳はみんな病んでいる

脳はみんな病んでいる

作家
池谷裕二
中村うさぎ
出版社
新潮社
発売日
2019-01-31
ISBN
9784103331827
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あらすじ

二児のパパになった脳研究者と、難病で死にかけた作家が再会。「病んでいるから愛おしい」因果な脳の不思議な魅力に迫る。なぜ認知症の老人は夫や妻の顔を忘れるのか? 最新科学は遺伝病を根絶できるのか? 天才の37%は発達障害、女性に多い「隠れ自閉スペクトラム症」など、「正常と異常」「健康と病気」の境界を問い直す、哲学する脳科学!

脳はみんな病んでいる / 感想・レビュー

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美登利

理系な知識は全く無いけれど、なぜか脳関係の話は好きな私。池谷さんの脳の本はとてもわかりやすいので数冊読んだことがあります。うさぎさんも好き。このお2人が対談形式で進める脳科学の話は専門的な理論や言葉は私には難しくても大変興味深いものでした。なるほどなと思う話がたくさんありました。自閉スペクトラム症と診断されたお2人がこれからもさらに専門分野でご活躍されることを願っています。前作も読んでみよう。

2019/06/30

アキ

先日「自発脳」という講演を聞いた。薬学系の東大教授。この本で282編もの文献の裏付けのある最新の知見を披露。中村うさぎとの対談本。脳を持つ生物は全生物の0.13%に過ぎない。外界情報とは無関係な脳の内部活動に脳の全エネルギーの90%以上が消費されるという。こんなに燃費の悪い臓器はない。見るという行為も網膜からの信号は3%のみ、97%は脳の内部で生み出された情報。脳にAIチップを移植して「ERATO脳AI融合プロジェクト」を開始するらしい。精神科ドクターXに共に自閉スペクトラム症と診断されるというオチ付き。

2019/06/07

ロマンチッカーnao

知能って、脳内の活動のはずなのに、知能って人間にが理解できないんですって。AIも内部ではどんな演算がされてるのかわからないんですって。 正常とは何か。って、かなり難しいらしい。自分は正常で社会性があって、と思ってたけど、少し不安になりました。自分は完璧正常と思っている人たちも読んだ方がいいです。あれ、おかしいと思う人への対処わかります。なんでここでこんなこと言うんやろ、なんでここで下ネタ言うんやろって思う人いるけど、なぜかわかります。しかし、ここでこれを書いている僕は正常なのだろうか。

2019/06/12

mitu

若き脳科学者池谷先生は『記憶力をよくする』に続いて2冊目。今回は東京MXテレビのコメンテイターだった中村うさぎさんと、池谷先生の二冊目対談。何度もうさぎさんの発言を池谷先生の発言かと間違えるほどの反応の速さ、知識力、専門家の発言を素早く要領よくサマライズする能力は驚きです。この書では実に様々な脳の働き、症状、病気(統合失調症、自閉スペクトラム症、認知症etc.)、AI等の最新の知見などについての対談がされています。2019年1月刊のソフトカバーなので最近の脳科学について疎い文系の私には驚きの一冊でした。⇒

2019/03/10

はるわか

自己や人間の意義を問うことは「個性とは何か」を問うこと。突き詰めると「健康とは何か」、直截的に表現すれば「正常とは何か」という根源的な問題が立ちはだかる。統合失調症:脳と自己モニタリング機能。「分かる」ってそもそも何だ?時間は脳の幻想。理解の仕方により世界の見え方や在り方は異なる。私たちが世界を正しく理解している保証はない。/我慢が成功を約束する。人生は退屈との闘い。/人格は記憶の連続の中に生じる。:多重人格的に言葉を使い分けながら一つの自我が一貫している。歴史上の偉人は高機能自閉スペクトラム症かも。

2019/05/28

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