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ブラッドライン

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作家
知念実希人
出版社
新潮社
発売日
2013-07-22
ISBN
9784103343813
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ブラッドライン / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

献本キッカケで最新作を予約している間に初めて知念さんを読んでみた。海堂さんに匹敵するような医療ミステリーって感じで面白かった。エピローグには思わず涙。

2014/10/25

らったった

250冊目(^^)去年、献本でこの本が当たりました。それはもう嬉しかったです。400頁。久し振りの長い物語。そして、今読み終えて達成感と余韻に浸っています。医学ミステリーは今まで味わったことのない世界で専門用語は多いものの、次々に明かされていく謎に興味が尽きませんでした。最後の結末は想像していたものとは全然違いました。この本を戴けてよかった(*^^*)贈ってくれた関係者の方に感謝です。

2014/01/13

のり

「狐憑き」何とも蔑まされた言葉だ。非科学的思想に苦しみ、そして今なお別の苦しみが…両親共に医者で「裕也」自身も医者になるが、父親との確執、妹の「真奈美」とも言葉足らずの深い溝。母親の病。重く苦しい日々が更に父親の教授選をきっかけに関係者の連続不審死が…父との邂逅前の突然死の解明に奔走する裕也。そんな中、真奈美の現状も婚約者の母親のせいで…実際、妹想いの裕也はカッコいい。事件の真相が明らかになるにつれて切なさも募る。両親の子供達への愛情が大きいだけに、一つのボタンの掛け違いが悲劇となってしまった。

2017/09/03

いつでも母さん

プロローグから閉塞感の村での話かと思ったが、それがどこで繋がるのかと貪るように読んだ。なんだか哀しい話だった。こういうのは残された息子・・父親から遺伝した場合、発症・進行が早いという息子・裕也に思いを馳せると辛くなる。まさしくタイトルがここで生きているのだなぁ。裕也の心が穏やかでいられる日が一日でも長く続きますようにと願わずにはいられなかった・・

2017/07/08

sk4

地獄と化す手術室の冒頭の描写に、さすがは現役医師の著者。リアルだなあ!と感心しましたが、真骨頂はそこではなかった。 途中「(そこは架空の病気の方がいいのでは?)」と感じたりしたのですが、慟哭のラストを読み返してその重みに、それは間違いだという事に気付きました。人の生と死に日々立ち会う本物の医師にしか語ることが許されないリアルな病名、そこには真にプロの医師からの【人生】のメッセージが込められている。 特殊な病に限らず、誰にでも必ずいつか来る悲しみ。その前に自分はどう生きるか? 考えさせられました。

2013/07/22

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