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やがて訪れる春のために

やがて訪れる春のために

やがて訪れる春のために

作家
はらだみずき
出版社
新潮社
発売日
2020-09-16
ISBN
9784103355526
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やがて訪れる春のために / 感想・レビュー

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シナモン

嫌で仕方ないことも見方や考え方、先入観を変えれば些細なことに思えてくる。ものは考えよう。私も勝手に物事をマイナスな方向へ考えてしまう癖があるので心に留めよう。祖母の庭を生き返らせるために奮闘する真芽。立春から二十四節気に沿って花々が途切れなく咲いていく。こんな庭ができたら素敵だな。私自身のもう少し先の庭仕事に思いを馳せながらの楽しい読書時間となりました。そして最後の一文、タイトルに込められた思いに改めてぐっと…。優しく温かい一冊でした。

2021/02/12

ゆみねこ

目標にしていたカフェの開業を恋人と友人の裏切りで諦めたまめ子が、入院した祖母の家で見た現実。荒れた庭を整え、家の中を片付けて、ハルばあの帰りを待つための日々はやがてまめ子に生きる力を与えることに。老いや衰えは切ないけれど希望のあるお話は読み心地が良い。カフェそらまめで、マフィン食べたい!

2020/11/10

けんとまん1007

人は悩みながら、考えながら、躊躇しながら日々を過ごす。そこには、少しの勇気ときっかけ、仲間が必要なことが多いと思う。そして、その根っこにあるのが、何か人のためにするということ。それが、結果的に自分のためでもある。そんなことを思い出させてくれる一冊。明日への希望が湧く。

2020/11/24

itico

やさしい話だった。様々な植物が出てきて、花好きの心を潤してくれる。一人暮らしをしていた祖母が入院し、幼い頃に住んでいた祖母の家に訪れた真芽は、荒れ放題の庭に呆然とする。そして真芽の奮闘が始まる。上手く行かない人生、老いることの切なさ、そんな抗いようのない事実は事実として、この場所でできること、人と人とが寄り添いながら生きることの大切さをさり気なく教えてくれる。さて、私も何か植えたい。パンジーを買いに行こう!

2020/11/02

ゆのん

怪我をして入院してしまった祖母の心配は庭の植物達。孫の真芽が庭の様子を見に行くとひどく荒れ果てた庭になっていた。幼い時の祖母との思い出の庭を復活させる為の奮闘が始まる。とても優しい物語で何か話を植えたり、手作りおやつを作りたくなる。庭の再生だけでなく、疎遠になっている家族や友人、ご近所さんとの交流も暖かい。新しいものは便利でお洒落かもしれないが、古き良きものも大切にしたい。そこには思い出や想いやりという貴重な宝がある。

2021/03/15

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