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見返り検校

見返り検校

見返り検校

作家
乾緑郎
出版社
新潮社
発売日
2018-10-22
ISBN
9784103361923
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見返り検校 / 感想・レビュー

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onasu

同輩の危地を救わんがためだったが、結果としては仇持ちとなってしまった男の数奇な一生。その男は後の世では杉山検校とも称された鍼灸の第一人者で、将軍綱吉に召され総検校にも就いたが、同じく鍼灸師でもある乾先生は、そこにもうひとつの物語を人情活劇として。  仇持ちとしては、潜み続けるか、誰ぞに成り代わるか。ここでは当初は前者だったが、成り行きで後者に。そして、一時の平穏を得ても乱す者が現れ、またも…。  そこには関わった者も、平穏には過ごせないというもうひとつのストーリーもあって、読む手が止まりませんでした。

2018/12/15

りょうけん

<見>僕はこの春還暦を迎えるが40歳からの20年間でおよそ2000冊の本を読んできた。雑読書系なのでいろんな本を読んだつもりだけれど,この『見返り検校』はそれらのどの本にも似ていない。もちろん歴史小説なんだろうけど,どこか他のとは違う。どう違うのかは上手く説明出来ないけれど「ああ、読んで良かった」と心底思わせる本である。

2019/02/27

みいやん

実在した鍼師を基にした内容で、苦手なチャンバラ系で、正直あまり期待してなかったが、500ページ一気読みだった。切なかったり、ちょっとオドロキもあったりでなかなかよかった。ご自身が鍼灸師の作者だからこその作品かも。

2018/11/20

雪野

★3 支藩の内情偵察から、刃傷逃亡、鍼灸(盲目)なりますまし、大きく場面が変わってくるが、話としては面白い。タイミングよく「つながり」のある人物が登場するあたり、ちょっとご都合主義。史実の人物をつかってならではの、歴史小説。すこしネタバレ...主人公を拾って使い捨てにした武士に対して、ラストで「小さいな仕返し」(精神的には堪える)ところで、なにやらヤッった!ね...気分

2019/01/05

パーやん

和式鍼灸術を極め普及に努めた杉山検校の物語。八丈島への流人の中にどうした訳か島流しを喜ぶ浪人がいる。何故?と思わせつつ話は始まるが、藤堂高虎が治める津藩と異母弟高清の伊賀上野、それに津藩が後見する高松藩を舞台に物語が展開する。このバラバラの話しがやがて交わり、ついには冒頭の島流しに繋がって行くのだが、交差した辺りからの展開がびっくり‼️読んでみて下さい。

2019/03/21

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