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風が見ていた(上)

風が見ていた(上)

風が見ていた(上)

作家
岸恵子
出版社
新潮社
発売日
2003-10-16
ISBN
9784103483021
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風が見ていた(上) / 感想・レビュー

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あつひめ

岸さんの作品初読み。恥ずかしながら岸さんの事は詳しくは知らない。横溝正史さんの作品などで女優さんとしての姿を知っているくらい。プロフで少しばかりかじったくらい。作家が本業と言っても良いほどの上下巻にわたる長編作。祖父の代から始まり母、自分。時代の変化と共に家庭の中の雰囲気も世の中の喧騒も変化していく。女がひとりの人として生きていく術を、祖父から母から周りの人から守られながら身に付け小さなレディが本物のレディになっていく。上巻は女優衣子が誕生するまでを急がずに書いてある。日本人女優の成長が楽しみだ。

2013/01/09

バーベナ

自伝的物語。自宅があった横浜の高台、戦後間もない平楽の風景、読みながら土埃を感じたと思った瞬間、すっと物語に引き込まれる。なんてお転婆でお茶面な女の子なんだろう。

2022/04/18

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