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火のないところに煙は

火のないところに煙は

火のないところに煙は

作家
芦沢央
出版社
新潮社
発売日
2018-06-22
ISBN
9784103500827
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「2019年本屋大賞」決定!! 大賞は瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』 全ノミネート作の順位を発表!

 全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2019」の受賞作が決定した。

 16回目となる今回のノミネート作品10作の中から大賞に選ばれたのは、瀬尾まいこ氏の『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)!

■2019年本屋大賞受賞作 『そしてバトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)

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関連記事「今月のプラチナ本」

 翻訳小説部門では『カササギ殺人事件(上・下)』(アンソニー・ホロヴィッツ:著、山田 蘭:訳/東京創元社)が選ばれた。

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■気になるその他のノミネート作品は――

■2位 『ひと』(小野寺史宜/祥伝社)

■3位 『ベルリンは晴れているか』(深緑野分/筑摩書房)

■4位 『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)

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■5位 『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋)

■6位 『さざなみのよる』(木皿泉/河出書房新社)

■7位 『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社)

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■8位 『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社)

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■9位 『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮…

2019/4/9

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気になる大賞はどの作品に!?「2019年 本屋大賞」ノミネート10作品発表!

2019年1月22日(火)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2019年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。

 今年の「2019年本屋大賞」は全国の493書店、書店員623人の投票によりノミネート作品を選出。ノミネートされたのは以下の10作品だ。

■2019年本屋大賞ノミネート10作(作品名五十音順)

『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社)▶【レビュー全文はこちら】

『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『さざなみのよる』(木皿泉/河出書房新社)

『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『熱帯』(森見登美彦/文藝春秋)▶【レビュー全文はこちら】

『ひと』(小野寺史宜/祥伝社)

『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社)▶【レビュー全文はこちら】

『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社)▶【作者インタビュー記事はこちら】

『フーガはユーガ』(伊坂幸太郎/実業之日本社)▶【レビュー全文はこちら】

『ベルリンは晴れているか』(深緑野分/筑摩書房)

 気になる大賞発表は4月9日(火)。ノミネート作を読み…

2019/1/22

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火のないところに煙は / 感想・レビュー

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starbro

読メで評判なので、図書館に予約してようやく読めました。芦沢 央、初読です。日常の怪奇譚、連作短編集、そこはかとない恐怖が味わえます。オススメは、タイトルが旧表題作の『妄言』です。

2018/12/27

ウッディ

出版社からの依頼受けて執筆した怪談小説からつながっていくホラーミステリー短編集。新しい形のホラーでした。実在の新潮社から執筆を依頼される所から始まるドキュメンタリー仕立て、「染み」で出てくる血のような汚れが実際の本の装丁にもあるなど、実話なのではというリアリティを感じさせる怖さがあります。不可解な出来事に対し、一旦それなりに納得のいく原因が提示され、解決したと思わせておいて、次なる不幸が起こるといった恐怖を煽る仕掛けもあり、最終章でそれまでの伏線も回収され、上手い構成だと思いました。面白かったです。

2018/12/20

bunmei

初読みの作家さんでしたが、めざすはスティーブン・キングというだけあり、本作も、暑い夏の夜にヒンヤリするにはピッタリの怪談話。ついつい後ろを振り向いて確認してしまいます。決してお化けや幽霊が出で来るのではなく、どこにもあるような日常生活の闇がテーマとなっているところが、かえって怖さを増しているのかもしれません。【染み】【お祓いを頼む女】【妄言】【助けてって言ったのに】【誰かの怪異】の5つの怪異譚を経て、最終章の【禁忌】で、それまでの5話が回収されますが、それらが繋がった時、怖さも頂点に至ります。

2018/08/19

Yunemo

読み出しで著者のルポ作品かとの思い違い。何なのこれって。5編の作品が最終話ですべての繋がりに、それぞれの怪異の周囲に興味深い謎があり、読了してもモヤモヤとした蟠りが胸の奥底に張り付いたままに。結局小花柄のチュニックを着たおばさんが分からぬまま、謎のまま、だからこその恐怖感が残ったままで。現実に、何気ない係わりが縁となっての機会は多いもの。良きにつけ悪しきにつけ、現代の今でも自身の周りでおこってること、なんてことを想いながら。表題を何故「妄言」に改題したのかな。芦沢作品8作、どの作品分野でも惹かれたままに。

2018/08/04

青乃108号

【リング】を読んだ時は心底怖かったのを憶えているが、それに匹敵する怖い本だった。六話から成るルポルタージュを模した作品。あたかも実話であるかの様な語り口だけれど、まさか本当じゃないよね。本当だとしたら明日俺は車にはねられて死んでしまうかも知れないじゃないか。本の構成上、各話に共通する要素が必用な為、どれも似た印象の話になってしまっているのが残念。五話目の幼くして亡くした子供に霊であっても良いからもう一度会いたい、と願う母親が切なくて印象に残った。あまり長い事手元に置くと不幸を呼びそうなので明日返却しよう。

2022/04/08

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