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犬も食わない

犬も食わない

犬も食わない

作家
尾崎世界観
千早茜
出版社
新潮社
発売日
2018-10-31
ISBN
9784103521419
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2022年本屋大賞『同志少女よ、敵を撃て』装画担当・雪下まゆに聞く創作論。「社会への違和感」を抱えた主人公の絵の魅力

 書店の店先で、2022年本屋大賞を受賞した『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬/早川書房)の表紙に描かれた青い目の少女の「目力」に心を掴まれた――そんな経験を持つ人は多いのではないだろうか。

 この印象的なイラストの作家は、アーティストでファッションデザイナーの雪下まゆさん。2022年本屋大賞にノミネートし、映画化も決定している話題作『六人の嘘つきな大学生』(浅倉秋成/KADOKAWA)、辻村深月氏のベストセラー『傲慢と善良』(朝日新聞出版)、第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作『レモンと殺人鬼』(くわがきあゆ/宝島社)など、数多くの話題書のカバーイラストを担当し、書店に行けば、その装画を必ずと言ってよいほど目にする、注目の作家だ。

 アーティストとして、画家だけでなく音楽・ファッションと多彩な方面で活躍をする雪下さんに、「本の装画を描くこと」を中心に、編集部でセレクトした作品のこと、「絵」の仕事にとどまらない活躍についてまで、お話をうかがった。

(取材・文=荒井理恵 撮影=島本絵梨佳)

印象的な目力をもつ人物画は自分がモデ…

2023/9/2

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犬も食わない / 感想・レビュー

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❁かな❁

クリープハイプの尾崎世界観さんと千早茜さんの共作恋愛小説。同棲中の男女の視点が交互に描かれる。イラつく女とだめな男。世界観さんの文章は初めてだけど読みやすく好み♪お互いの個性が良くわかり面白い!私は福みたいにキレる事ないなぁ。大輔の不器用な優しさを知った時うるっとした。キレられた時に言えばいいのにって思ってしまうけどその不器用さも愛しく思える。私があの立場なら謝ってめっちゃ感涙してお礼言うなぁ。二人のやり取りがリアル!それぞれの胸の内がわかり結局理屈抜きで好きなんだろうなと思った♡ほんと犬も食わない!

2019/02/12

美紀ちゃん

千早茜さんの「透明な夜の香り」がとても好き。 クリープハイプも好き。2年前まではフェスでよく見ていた。 だから好きなコンビ。 同棲中の恋人の本音。 男女それぞれの視点から書いてあるのは答え合わせのようで面白いと思う。 ただこの2人は不器用なのだと思う。 言わないとわからないよね。 だからわからないことが多すぎる。

2021/09/08

ナイスネイチャ

図書館本。二人の競作。同棲する男女双方の視点から互い違いに物語は進んで行く。わかりあえない男女の価値観とか不満を女性の方が客観的に冷めた目でみていた感じ。男のだらしなさも何となく共感出来る自分がいる。

2019/01/27

ヲム

自分も結婚して6年経ったけど、現在の夫婦間の会話が大輔と福の様な掛け合いになってます(笑) 尾崎世界観さんと千早さんの文章が好みでした!

2019/03/15

ででんでん

千早茜さんの紡ぐ文がとても好み。福という人もなかなか共感できました。そして初めて読んだ尾崎さんの文章もよかった~お互いが引き立つ、佳い方法だったのではないかなあ。

2018/12/16

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