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それでも俺は、妻としたい

それでも俺は、妻としたい

それでも俺は、妻としたい

作家
足立紳
出版社
新潮社
発売日
2019-10-30
ISBN
9784103529118
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それでも俺は、妻としたい / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

いや、思ってた以上にかなりインパクトある一冊でした。タイトルもなかなかですが、何よりも内容がかなりキテます。中身自体はズバリそのままセックスレスの話なのですが、これがまたただのエロ話ではなく、妻がさせてくれないと嘆く旦那のクズっぷりが尋常ではなく、同じ男性として全く感情移入できないくらいひどいです。これはある意味、女性には読ませられない、オススメできない(しませんが)作品だなと。とにかく妻「チカ」が色んな意味でスゴすぎます。「チカ」の豪快&痛快っぷりは十分に楽しめますが、夫婦の距離間について考えますね。

2023/05/04

よつば🍀

「妻としたい」「妻としちゃった」「妻と働く」「妻と帰る」「妻と笑う」5話収録の連作短編集。主人公は妻のチカ、5歳の息子・太郎と暮らす年収38万の売れない脚本家・柳田豪太・齢40。ろくに仕事もせず、頭の中は常に妻とする事だけを考えている。チカにゴミクズクソ野郎と罵られても、したい一身で必死にへりくだる様子が悲哀を感じつつも滑稽で笑いを誘う。豪太のキャラも良いが、チカの爆発的キャラ、豪太の母、みんな癖が強くインパクト大。下ネタ満載だが、突き抜け過ぎているので嫌らしさよりオカシサが勝つ。とにかく笑えるエロコメ。

2020/01/16

うっちー

R18ですが何かほんわかな夫婦小説です

2020/01/20

Kei

爆笑モノ。リアルで、笑えて、切実で、情けなくて、物哀しい。これだけのエネルギーを創作もしくは勤労にあてろよっ、と強く思いますが。このダメダメを信じてあげてるのは、形は違えど、母も妻も一緒。罵詈雑言の裏に愛?(笑)赤ちゃんが御福をもたらしますように。

2020/04/06

ふぅわん

【一般的な夫婦の悩みの一つと言えるのな】主夫ともいえる主人公。奥様への愛情確認ゆえに求めたくなる性。女も同じでは⁈女版もあってもおかしくない。女の場合は完全主婦の人も多いから本の内容は違う展開になるのかな。クズ男といえばクズかも、クスって笑えたり、へぇって思えたり100%リアル⁈作話⁈よくわからない部分もあるけど。年齢を重ねても求めてくれるのは女として魅力もあるわけよね。したいだけの男の性もわかるけど、お婆ちゃんになっても求められたら嬉しいって思えるかは、歳を重ねてみたらわかるのか。

2021/03/01

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