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辺境・近境 (写真篇)

辺境・近境 (写真篇)

辺境・近境 (写真篇)

作家
松村映三
村上春樹
出版社
新潮社
発売日
1998-05-25
ISBN
9784103534099
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辺境・近境 (写真篇) / 感想・レビュー

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けんとまん1007

今、どうなっているんだろう?変わったところ、変わらないところ。変わりえないという場所もあるように思う。それはそれで、いいのだと思う。地球の時計というスケールで考える。写真。撮る人の人格が滲み出る。それが、村上さんの目線とクロスする。

2021/10/01

Y2K☮

98年刊行。「神田古本まつり」で購入した。なかなかエグい写真も入っていたが、その国のその地域で長年生きる人にとってはごく日常のはず(日本の朝の満員電車も初めて見る人からしたらかなりの衝撃だと聞く)。ノモンハン、羊、夙川オアシスロード、そして失われた故郷の景色。対応する作品及び出てくる人物が頭に浮かぶ。「風の歌を聴け」は、あの時代のあの土地で海外文学好きの著者が生まれ育ったからこそ生まれ得た青春小説なのか。アイダホ州のレストランで供された夕食を見て、なぜかジェイズバーが恋しくなった。いずれ活字編も読みます。

2023/11/01

yk

いい写真だった。虎の子抱いている村上春樹氏の表情が素晴らしいw

2022/03/10

moyin

最近kindle本が出た。写真集をパラパラめくることが好きだから古本を購入。自分が村上さんの本を読み始めたのが1996年だから、その二年後の本。そう思うと不思議なタイムスリップ感が湧いてきた。

2022/11/22

春ドーナツ

石川啄木が「玩具は悲しい」と歌ったけれど、モノクロの旅写真を観るのも何だか物悲しい。あるいは松村映三氏の写真がそう思わせるのかも知れない。本書冒頭のエッセイを読むまで「雨天炎天」にも写真篇があることを忘れていた。9年前に本書を手にした時は気に留めずに読み流したのか。「雨天炎天」は定期的に再読する大好きな紀行文集で、毎回松村さんも同行している割には写真が殆ど掲載されておらず残念に思ったものだった。そうか、よしよし。何とか年内に件の写真集を眺めたいものだ。

2017/12/16

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