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国道16号線: 「日本」を創った道

国道16号線: 「日本」を創った道

国道16号線: 「日本」を創った道

作家
柳瀬博一
出版社
新潮社
発売日
2020-11-17
ISBN
9784103537717
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ジャンル

国道16号線: 「日本」を創った道 / 感想・レビュー

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おかむら

東京の周辺部をぐるっと囲む国道16号線。ロードサイドの店が全部同じ、とか、マイルドヤンキーの生息地、とか、なにかこう イケてないイメージですが、そんな16号の地形歴史文化を熱く語る本。ちょっとブラタモリ臭? 元八王子市民なので楽しく読んでたけど、著者の16号愛が強すぎて?こじつけがやや鼻白む思い。深谷(渋沢栄一絡み)まで16号周辺に入れてたりはなあ…。あと千葉方面が薄い。ユーミンいないからか。ジャガーさんがいるじゃないか。

2021/03/20

yyrn

全長326km。関東圏をぐるりと取り囲む国道16号線は丘陵地帯の縁を走り、都会と自然が残る郊外の境という絶妙な位置にあって、その沿線は両方の魅力が堪能できる素晴らしいるエリアである、ショッピングモールが廃れてディスカウントショップだらけになっても、高度経済成長を支えた数々のニュータウンが超高齢化社会の到来でゴーストタウンになりつつあっても、見よ、コロナ禍の世の中で見事に復活しつつあるではないか!などと様々な切り口でそれぞれの歴史と意義を教えてくれる本。ただ16号線を愛するあまりか、なんでもかんでも⇒

2020/12/22

よっち

須賀-横浜-町田-八王子-川越-大宮-春日部-柏-木更津と、東京の郊外をぐるりと巡る全長330キロの環状道路・国道16号線。全国一混雑する道でもある国道16号線の沿道を道と地形で読み解いた一冊。貝塚の点在地とも一致し、明治以降の富国強兵や殖産興業も支え、後に軍用航空基地も置かれた要衝だったのは間違いなさそうで、ベッドタウンとして一時代を築いたこの地域をいくつもの視点からアプローチする構成で、テーマによってはやや強引な考察もありましたが、人やものの流れが集まりやすそうな地域の特殊性のようなものを感じました。

2021/01/06

imagine

ロードサイドやヤンキーといった従来のイメージに全くとらわれず、地形と歴史を中心とした多彩な切り口、重層的な検証に感激。たまたま読んでいた岸由二による「流域思考」の登場にも驚く。富岡製糸場から横浜までのシルクロードに紙幅を多く割いたのも的を射ている。江戸の繁栄が家康による印象操作であったという指摘も面白い。その上で矢沢(横浜)やユーミン(八王子)、クレしん(春日部)にポケモン(町田)まで出てくるのだからたまらない。映画や小説などの切り口も…と欲張ったら、あとがきで文化論としてまとめるとあった。楽しみに待つ!

2021/04/08

Yutaka Matsuzawa

ジャレド・ダイアモンドが「銃・病原菌・鉄」で、地形や気候、自然環境の違いがその地域の文明のかたちを規定すると言っている。日本の文明を規定した地理的条件備えた地域は?国道16号線エリアだと著者は言い切る。地形、文化、歴史、そして未来について16号線を解説。こじつけだよと思うところも多々あるが、岸由二の「流域思考」をベースに書かれてる地形の部分はとてもいい。16号文化圏で長く生活し、地理好きの私には楽しい本。また著者はこの本を書いていて楽しかったと思う。私も何か寝食を忘れるような研究テーマに出会いたい。◎

2021/03/11

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