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風の墓碑銘

風の墓碑銘

風の墓碑銘

作家
乃南アサ
出版社
新潮社
発売日
2006-08-30
ISBN
9784103710073
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ジャンル

風の墓碑銘 / 感想・レビュー

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ミーコ

安定した文章で最初から引き込まれます。シリーズ物とは知らずに読んだのですが 面白かったです。頑固で融通が利かない堅物?の女刑事 音道さんと毒トカゲの嫌らしい目つきの滝沢さんのコンビがイイですね。白骨死体から掘り起こされて行く過去・・・ 何の落ち度もない妊婦だった萠子さんの無念さを思うとやりきれない気持ちになります。私生活でもモヤモヤした気持ちを抱かえていた音道さんでしたが 最後は明るい終わりで良かったです。

2016/03/26

達ちゃん

音道シリーズは「凍える牙」以来の2冊目。なかなかの名(迷?)コンビ、2人のやり取り楽しめました。事件もとても奥が深く、じっくりと読ませてもらいました。

2017/04/07

yanae

ようやく凍える牙からの~、エピタフ読み終わりました(笑)面白かった!今回の読みどころはやっぱり『コンビ愛』でしょうか。滝沢-音道コンビがどんどん信頼しあっていく様子が、読んでいて心地よかったです。私がにぶいだけなのか、犯人は「ほぉ!」って思う人物でした。物語としても面白かった!本当に犯人は憎憎しい。つかまってからも憎憎しい…。パイナップル頭くんには幸せになってほしいな。そして、またこのコンビの作品を読みたいです。

2012/07/16

はる

「凍える牙」と「鎖」はエンタテイメント作でドキドキハラハラしましたが、今作はじっくりと読ませる人間ドラマという感じですね。派手さはありませんが季節の描写やさりげないセリフが見事で、こういうのは乃南さんは本当に上手い。音道・滝沢のやり取りもやはり面白いです。お互い反発しながらも刑事としては一目置いている微妙な距離感がいい。続編もあるのかな。

2014/05/15

Penguin

【図書館】シリーズ物だと知らず読むが全く問題なかった。ずっと気になりながらも、初めて読む作家さんだったが面白かった♪ 白骨化した遺体の捜査から始まった事件だったが、次々と様々なことが絡まり解けていく様子は、一つの映画を見ているように感じた。 犯人にはムカついたが、シリーズを遡って読んでみたい。

2012/04/07

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