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高円寺純情商店街

高円寺純情商店街

高円寺純情商店街

作家
ねじめ正一
出版社
新潮社
発売日
1989-02-01
ISBN
9784103722014
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高円寺純情商店街 / 感想・レビュー

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fseigojp

小売業の主なのに、店にいながら発句に熱中する親父 俳句極道ですね

2015/08/12

りえ

乾物屋の息子、正一の物語。六篇収録されている。『六月の蠅取紙』を読んだとき、どこかで読んだことのある内容だと思ったら、中学生のときの国語の教科書にのっていたものだった。ちくわの穴に蠅とまるという正一の父親の一句があるが、それが印象的で中学の授業を思い出し、懐かしい気持ちになった。

2015/06/29

イタリアンでこちん

一言コメント:「昭和ノスタルジー」子供の頃お小遣いを使い果たすと、夕方に秘密基地から家に帰り夕飯の買い物にムリヤリ付いて行く、おかんが腕に下げた買い物かごに晩ごはんの材料が新聞紙に包まれて入ってる、奥まで行って帰る商店街。そんなの付き合っても面白くも、楽しくもなんともない。お目当ては帰り道の商店街のはずれの駄菓子屋さん。猫の様に丸くなってる割烹着のばあさん。裸電球、チューブチョコ、きなこ餅・・・今はとても便利だ、でも失ったモノを思い少しセンチになる。年を食ったんだろうな。詩人が三年掛けて書き上げた小説。続

2009/12/08

Makoto Yamamoto

直木賞受賞作で、読んでみた。 昭和の30~40年代かそのころの東京高円寺の商店街が舞台。 著者の自伝的小説かと思われるくらいの語り口で、昭和が伝わってくる。 商店街での生活が伝わり、主人公 正一の家族の思いも伝わってきて、気持ちよく読み終えた。

2019/02/10

ペトロトキシン

ほっこり。作り物感が全く無い。これなら、実際にこの商店街が存在するのも頷けるというものだ。

2021/09/14

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