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アナログ

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作家
ビートたけし
出版社
新潮社
発売日
2017-09-22
ISBN
9784103812227
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「アナログ」のおすすめレビュー

二宮和也×波瑠で映画化! ビートたけし氏の純愛小説『アナログ』。コントのような会話や、著者の母を思わせる人物などの魅力とは

『アナログ』(ビートたけし/新潮社)

 10月6日に公開される映画『アナログ』。二宮和也さんが主演、波留さんがヒロイン役を務めることで話題を集めています。本記事はその原作であり、ビートたけし氏が初めて書いた純愛小説でもある『アナログ』(ビートたけし/新潮社)について紹介します。

 主人公・水島悟はインテリアデザイナー。なんでも手柄を横取りする上司に辟易し、そのストレスを高校時代からの悪友と飲みに行くことで発散する日々を送っています。そんなある日、悟は自分が内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」でみゆきと出会います。上品で魅力的なみゆきにすぐに惹かれた悟。別れ際にまた会えるか尋ねると、みゆきは何もなければ毎週木曜日はこのお店に来ていると伝えます。そこから1週間、徹夜も辞さずになんとか仕事を終えて、木曜日に「ピアノ」を訪れる悟。無事みゆきと会うことができ、今度は食事に。さらに彼女に好意を持ちます。

 少し話しただけの女性にまた会うために、文字通り身を削って仕事に向かう悟。いざ木曜日になると彼女が来るか不安になったり、彼女に会ってからも緊張して変な言葉を口走ってしま…

2023/10/6

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アナログ / 感想・レビュー

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ミカママ

みなさんの辛口レビューをも踏まえつつ、「1時間で読める」という読み友さんの言葉に押されて。と言うか、単純にたけしさんの描いた恋愛物語、というのを読んでみたかったのだ。彼のあのテンポ良い毒舌まんまの文章にのせられつつも、「愛する人への想い(殊に母親への)」が伝わってくる作品だった。知り合ってすぐに、メルアドやLINEのアカウントを交換しては次の約束を取り付けて、、、の現代の恋愛事情に警笛を鳴らしたかったのかな。わたし自身はもう、こんな出会いは無理(笑)

2018/07/25

starbro

図書館の予約に少し出遅れて、ようやく読めました。ビートたけしの小説は、初読です。70歳の著者が書いているとは思えない(もしかしてゴースト?)初々しく古風な恋愛小説でした。私もどちらかというとアナログですが、デートの際に彼女がスマホを操作していたら、カラオケのリモコンで殴ってしまうかも知れません(笑)

2017/12/23

おしゃべりメガネ

『アウトレイジ』シリーズが大好きな私ですが、やっぱり北野監督が書いたラブストーリーとなると読まないワケにはいかず、しっかりと読ませていただきました。やはりあれだけの作品を撮られている方なので、とにかく読みやすいです。キャラも展開もわかりやすく、時間を感じさせないのは流石ですね。どこにでもあるような作品と感じるかもしれませんが、ストレスを感じず一気に読めてしまうのは、やはり北野監督ならではの表現だからなんでしょうね。ただひたすらピュアに、そしてまっすぐに人を愛するコトの大切さ、素晴らしさが伝わりました。

2017/12/02

うっちー

知らずに読めば、作者は❓という感じでした

2017/12/04

ナイスネイチャ

図書館本。まさにアナログな生活。会わなくてもSNSやスマホや携帯で繋がっている様に思えるがこの作品では会えない寂しさや相手の気持ちを考えて行動するなど大切な事を伝えてましたが、お話的にはいまいちかな?漫才的なやり取りは面白かったですが。

2018/01/22

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