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脳を鍛える (東大講義 人間の現在1)

脳を鍛える (東大講義 人間の現在1)

脳を鍛える (東大講義 人間の現在1)

作家
立花隆
出版社
新潮社
発売日
2000-03-01
ISBN
9784103955047
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脳を鍛える (東大講義 人間の現在1) / 感想・レビュー

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James Hayashi

東大の応用倫理学の講義を基にしている。フランス文学、哲学、相対性理論など幅広い分野に触れているが、たった12回の講義で深入りはせず方向性のみ触れている感じ。学生に何を読み何を学んでいくべきか、知的刺激の高い講義。

2018/05/28

DonaldTrump

立花隆先生が、母校東大で授業を受け持ち、行った講義を元に、大幅な追加・編集を加えて作成した、現代教養入門の決定版!!! 一冊の本に、勉強法・読書法から哲学入門、哲学史初歩、文学史入門、ニュートン物理学、アインシュタイン物理学=相対性理論etc…とつめこんだ意欲作(^ー^)ノ 本文の解説も詳しくてわかりやすく、本文のすぐ下にある写真付き用語解説コーナーも充実、図解やイラスト・写真も満載の至れり尽くせりな入門書でもある☆

2010/11/15

nobody

“愚民政策”という言葉が頭にまとわりつく。脳を鍛えるとはそれへの抗い方である。脳の重さは生後半年で2倍になり、5〜6歳で成人の95%に達する。20歳前後、脳波はまだ子供であり、神経細胞の可塑性を最大限有効に使う最後のチャンスであり、この時期にどれだけ芸術や知的刺激を受けたかで一生の方向づけが決まる知的自己形成の感受性期である。解らないものに出会わない限り人間の知性は鈍化する。自分がどういう脳を作るか、自分をどういう人間に仕立て上げるかは自分で責任をもって決めなければならない。現代を特徴づけるのは科学技術の

2020/09/26

isao_key

東大教養学部で1996年の夏学期に行われた講義「人間の現在」を下地にして書き下ろしたもの。全12の講義内容は、宇宙、生命、進化、コンピュータ、哲学、文学、宗教、歴史、社会など、理系、文系のあらゆる領域にわたっている。執筆するにあたり、小林秀雄全集を買い、ヴァレリー全集とカイエ篇全編を読み直し、プレイヤード版全集を買い原文で確認する徹底ぶり。知的、肉体的、精神的にもっとも脂がのっていた時期かもしれない。「精神的健康さを養うためには、若いうちはできるだけ沢山の思想的浮気をするべき」など傾聴するべき点は多い。

2016/07/22

Tomoichi

脳から宇宙・相対性理論まで文系には難しい話ばかりだが分かりやすく説明してくれているので、知的刺激満載の一冊。息子が高校生くらいになったら読ませたい。

2013/11/13

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