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もう少し浄瑠璃を読もう

もう少し浄瑠璃を読もう

もう少し浄瑠璃を読もう

作家
橋本治
出版社
新潮社
発売日
2019-07-24
ISBN
9784104061167
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もう少し浄瑠璃を読もう / 感想・レビュー

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ツキノ

『渦』を読んで浄瑠璃を観てみたい!という気になったので、実現前に読んでみる。しかし『浄瑠璃を読もう』の続編とは思わなかった。8作品(小栗判官、出世景清、曾根崎心中、夏祭浪花艦、双蝶々曲輪日記、摂州合邦辻、一谷嫩軍記、伊賀越道中双六)のストーリー解説。まるで当時の様子をわかっているかのよう。作品を観る機会に再読したい。

2019/11/16

futomi

摂州合邦辻と、一谷嫩軍記は地元の人形座が繰り返し演じ馴染み深い。摂州は中でも好きな作品だ。玉手が「本気でないはずは」(236ページ)ないのは承知だが、この執拗さは確かに怖い。床本を読むのは好きなのだが、言葉の調子の良さに引っ張られて、こんなに深く読んでいなかったように思う。 江戸時代の人々の考え方、物語の進め方が興味深く、次回の観劇が楽しみだ。前作も読まなくては。

2019/12/18

hasegawa noboru

「エゴ」と「個人的感情」でしか生きない現代人には「義理」と「人情」(=責任と人類愛)で生きよの江戸浄瑠璃世界の人間関係はどうにも複雑緻密にしてややこしい、理解不能のものになってしまったということなのだろう。橋本治の手にかかると読んだこともない浄瑠璃がそんなに面白いものかと見えてしまう。仇討という使命のためにはわが子をも刺し殺してしまうという、普通に歪(いびつ)な主人公唐木政右衛門を語る巻末部(不条理が顔を出す『伊賀越道中双六』)は筆者橋本の遺言のようにも読めてもの凄い。〈近代の作者なら〉〈江戸時代の「仇討

2019/08/06

garyou

文楽も見取り興行の増えたいま、もともとどういう話だったかを知るには読むしかないのかもしれない。文楽を見始めたころは通し上演が多くて、通しといいながら上演されない場面もありはしたけれど、これがよかったのかもしれないなあと思いつつ読んだ。現代風にアレンジされていくわけもわかったように思う。

2019/10/04

がんちゃん

確かに浄瑠璃は観るもんだ。観るためにあるんだから当然か。実際に観ると、人形の可憐な動きや義太夫さんの熱演に心が揺さ振られる。場面場面は本当にいいんだ。だけど物語としてみると、「?」となるところが多々ある。橋本治さんはその「?」を丁寧に分かりやすく説明してくれる。もちろんこの「?」は現代人から見たもので、当時はそんなことなかったんだろうけど。現代の浄瑠璃は「?」を含めての浄瑠璃ってことなんだなぁ。

2019/09/29

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