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本と幸せ

本と幸せ

本と幸せ

作家
北村薫
出版社
新潮社
発売日
2019-09-26
ISBN
9784104066148
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ジャンル

本と幸せ / 感想・レビュー

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紅はこべ

北村さんの愛読者にはおなじみのおーなり由子さんの装画がやっぱりいい。本好きの母娘。電子書籍では開いた本を胸に置いて眠るってできないよね。教え子の片桐仁を明智小五郎、相方の小林賢太郎を怪人二十面相にというキャスティング、叶わなくなりました。枚挙に遑がないって表現、知らない方が少数派だと思うけど。私の初乱歩は、『地獄の道化師』でした。子供で推理小説という分野に無知な頃だったので、衝撃だった。今読んだらどうかな。

2021/11/16

KAZOO

北村さんの最新の本に関するエッセイです。書き方が非常にお上手で私もいくつか読みたくなる感想ばかりです。また高校生時代のショートショートがあり、今の北村さんが昔からかなりな手練れであったこともわかります。さらに附録のご自分の作品を朗読されているCDもあります。またこの本の題名の言葉を分解して短歌をつくられたりする楽しい遊びもされています。

2020/02/10

佐島楓

北村薫先生作家生活30周年記念作品。読書に関するエッセイが読み応えたっぷり。「こんな本もあるんだ!」といくつか検索してしまった。

2019/10/01

ぐうぐう

読書の量よりも、その幅が広い人に憧れ、尊敬を抱いてしまう。作家デビュー30周年を記念した北村薫のエッセイ集『本と幸せ』は、タイトルが示す通り、本にまつわるエッセイを柱に編まれている。やはり、取り上げられる本の幅広さに敬服させられる。古典、ミステリ、評論、歌集、漫画等々、ジャンルを軽々と越境する様は、結果的に北村薫という作家の厚さ、何よりしなやかさを育てていったように思える。それは、江戸川乱歩の『少年探偵団』シリーズをテーマにしたエッセイを書くにあたって、『サザエさん』を持ち出し、(つづく)

2020/02/24

anne@灯れ松明の火

新着棚で。北村さんが、どれだけ本が好きかが伝わってくる1冊。そして、読んだ本がすべてインプットされているのか?と驚く。「中野のお父さん」はご自身かと思えるが、亡くなったお父さんがモデルとどこかで読んだ気がする。そのお父さんのことが書かれている文章もある。こちらもすごい読書家で、作家を志望されていた(教師になった)蛙の子は蛙? いや、青は藍より出でて藍より青しかな? 返却期限間際に読むことになり、分厚くて心配したが、読めてしまった(一部、斜め)最後には、自作朗読CDも聞き、「ほんと、幸せ」♪ 

2019/11/13

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