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38℃ 北京SARS医療チーム「生と死」の100日

38℃ 北京SARS医療チーム「生と死」の100日

38℃ 北京SARS医療チーム「生と死」の100日

作家
麻生幾
出版社
新潮社
発売日
2004-01-10
ISBN
9784104326037
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38℃ 北京SARS医療チーム「生と死」の100日 / 感想・レビュー

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ようはん

2002年の冬から翌年の夏まで中国を中心に流行したSARSに立ち向かった北京の医療チームの記録。念に念を入れた重装備での活動に精神面で追い込まれたり倒れていく医療チームのメンバーの姿は辛いがこれは今現在で世界各地で起きている、そして起こり得る状況でもあるのか… 医療チームに所属する人達のそれぞれの使命感と家族への想いにも心を打たれる。

2020/04/30

abekinu

緊急事態下での医師や看護師がSARSにどう立ち向かったか。エボラで現地で戦っている人たちと重ね合わせて読んでいた。苦労話だけではなく、どのような対応を取り解決したかも知りたかったなぁ。その部分はあっけなかった。

2014/10/28

パズル

2002年にアウトブレイクしたSARSについて、北京で取材したノンフィクション。正体不明のウィルスと戦う医療従事者や、市民の混乱がわかります。当時、私の職場でも対策が練られていましたが、あの程度では意識が足りないと感じます。SARSの院内感染を起こしてしまうと即座にSARS専門病院となり、隔離され他の医療がマヒしてしまうのです。これはけして人事ではなく、今後も起こり得る恐怖だと思います。

2014/07/01

maimai

2003年。北京を襲ったSARSウイルスは中国を混乱に陥れた。「恐怖に陥る暇もない」現場の医療チームは息を漏らす。常に感染と隣り合わせの為抗ウイルス剤であるαインターフェロンを投薬して治療にあたる医師。まさにpandemicはウイルスVS人間なのだろうか。 38℃とあるように新種のウイルスの判断基準は少なく、医療は常に新しいウイルスと闘っているのだろうか。pandemic発生の際は私たち自身の安全性は勿論のことだが、医療関係者の安全性を考えて行動をする必要性があるのだろうか。

2020/12/18

Miyuki

COVID-19関連のニュースを見て不安になり、夫に薦められてSARSルポのこの本を読んだ。少し落ち着いた。医療現場の人達に頭が下がる。今回もウイルスとの戦争に勝利できるように、自分にできることをしようと思う。手洗いの徹底、人混みを避ける、など。

2020/02/25

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