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私の嫌いな10の人びと

私の嫌いな10の人びと

私の嫌いな10の人びと

作家
中島義道
出版社
新潮社
発売日
2006-01-18
ISBN
9784104397037
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私の嫌いな10の人びと / 感想・レビュー

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えちぜんや よーた

「10の嫌いな人」を、別の言葉で言い換えると次のようになります。 ・物事をよく感じない、または考えない人・世間の感受性に漠然と合わせている人・感受性において勤勉でない人・「そんなことは考えたこともない」と平然と言ってのける人・定型的な言葉を使って何の疑問も感じない人・自分の信念を正確に表現するのに労力を払わない人。中島先生が「好きな」タイプは「世間受け」しませんが、生命力は意外にもスゴイと思います。「なぜか?」と思った人は、V・E・フランクルの「夜と霧」を読むことをおススメします。

2013/04/11

tatsuya

2017年度一冊目の本。信念の強さに吹き出して笑ってしまった。嫌いな人びとに対して、好きになろうとしなくて良い。むしろ、自信を持って嫌いになる方が良い。概ね著者の考えに賛同できて、清々しい読後感が残った。

2017/01/02

ちさと

現代社会の同調圧力と異端者審問に真っ向から立ち向かい、自分固有の思考で考えることなく世の中のマジョリティに無批判に従っている人達を批難する中島先生。柔軟な思考活動をしてみれば、ああそうだなぁって同意表明するところも多いけれど、「世間」を敵にまわすのが怖くなってしまう。今までもやもやしていたいくつかのことが「それは人類共通の理想ではない」と言われたようで、とても晴れ晴れとした気持ちになった。自分で考え出した自分の信念を、正確に表現できるように私もなりたい。

2019/02/26

ゆきらぱ

久々の中島義道様。相当な変わり者だ。少しずつ読んでいると最初は勝手なこと言うなよと呆れているのに、中盤から洗脳され始め、終わる頃にはいつも私の言いたい事がここにあるとまで思うのであった。このような私の単純さ、鈍さは嫌われる対象であろう。

2021/09/28

スノーシェルター

あ、私当てはまる。と思い不愉快に...ならない!この著者、すっごい変(笑)世間一般のいい人と呼ばれる人々をこてんぱんにぶったぎっている。直接言われたら不愉快になるかもしれないけど、納得できてしまう。おまけに笑ってしまう。真似はできないけれど、ここまで徹底していると気持ちよい。私が今まで読んできた自己啓発的な本は何だったのか。

2013/10/07

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