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春の数えかた

春の数えかた

春の数えかた

作家
日高敏隆
出版社
新潮社
発売日
2001-12
ISBN
9784104510016
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春の数えかた / 感想・レビュー

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田中寛一

「ボディーガードを呼ぶ植物」が驚きで面白かった。ハダニのついた植物は葉を食べられるが、そくぶつが悲鳴をあげSOS信号を出すとチリカブリダニがやって来てハダニをやっつけるという。近くの植物もハダニもその悲鳴を「立ち聞き」しているという。植物も危機を感じて悲鳴物質を作り出していくとは驚きだ。「春の数えかた」では5〜10度の発育限界温度を超えた温度✕日を「日度」として数え低い温度の日は数えないという。人間のロジックと自然のロジックがせめぎ合う人里を創ろう、という主張にも考えさせられた。

2017/04/26

田中寛一

「ボディーガードを呼ぶ植物」が驚きで面白かった。ハダニのついた植物は葉を食べられるが、そくぶつが悲鳴をあげSOS信号を出すとチリカブリダニがやって来てハダニをやっつけるという。近くの植物もハダニもその悲鳴を「立ち聞き」しているという。植物も危機を感じて悲鳴物質を作り出していくとは驚きだ。「春の数えかた」では5〜10度の発育限界温度を超えた温度✕日を「日度」として数え低い温度の日は数えないという。人間のロジックと自然のロジックがせめぎ合う人里を創ろう、という主張にも考えさせられた。

2017/04/26

遠い日

動物や植物、人間、自然、昨今のエコロジーや環境問題への提言、疑問、確信などいろいろなテーマで、縦横無尽に話題をさばくようすに、すっかり魅了されました。『チョウはなぜ飛ぶか』の日高さんとは、略歴まで結びつかず、失礼しました。花が咲くのも、虫が活動するのも、みな進化と環境とに関わる理由があることをわかりやすく説いてくれる。自然との調和についての話は、深く胸を打たれた。 洞窟昆虫の話も、興味深かった。ほんとうにいい読書の時間を過ごせました。

2012/08/20

nas

昆虫や植物の知識の深い人から見た世界って自分とは全然違うので面白かった。カマキリの卵の高さで雪の深さが分かること、なぜ虫は光を目指すのかなど考えたことの無いことがたくさんあった。環境管理されていつまでも羽化できない二年生三年生の蛹は、そのまま弱って死んでしまうという話は興味深いけれど少し残酷だなと感じた。

2016/06/08

→chika

父の本棚から。 いや、まさかドーキンスの「利己的な遺伝子」の訳者さんの本だとは思いもしなかった!一番後ろの著者略歴の所で知りました~♪ 「利己的な遺伝子」は読もうと思っているのですが、まだ手つかずで・・・ だからこそこの本を読めてよかったかな?父の本棚にはエソロジーについての本がたくさんあるので、勉強できる環境に感謝。 生物学の本にしたら本当に読みやすく、著者の「なぜ」への姿勢を見習っていきたいとも思いました(´-`).。oO

2012/07/02

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