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母の味、だいたい伝授

母の味、だいたい伝授

母の味、だいたい伝授

作家
阿川佐和子
出版社
新潮社
発売日
2023-03-01
ISBN
9784104655236
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母の味、だいたい伝授 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

阿川さんの食エッセイ。いつも通り読みやすいが、何となく以前に聞いた(読んだ)事があるような・・のもあって、ちょっと新鮮味に欠けるような感じは、エッセイにありがちか?それでも鶏飯は作ってみたい(笑)お母様をおくった『リモート葬儀顛末記』もほろりと面白く読んだ。

2023/08/31

よこたん

“自慢じゃないが、私はこの歳に至るまで四回、牡蠣に当たった経験がある。” 食いしん坊は、時に無鉄砲で人から呆れられても、基本懲りないのだ。阿川さんの本は『聞く力』しか読んだことがなく、食エッセイはずっと気になっていた。こんな感じなのね。遠い昔に読んでいた佐藤愛子さんのエッセイを思い起こさせる。家での鶏飯、コロッケ、サラダ…、外食の思い出話は、同時に父と母との懐かしい記憶でもある。材料も分量も作り方も、ほぼだいたいで済ませることには強く共感。料理結構出てきたのに、頭に残るのは牡蠣とアニサキスの件だとは。

2023/05/04

あや

阿川佐和子さんの食べ物エッセイは数多く読んできて、どれも面白いけど、これも面白い。そして美味しそう。とくに食通のお父様にまつわるエピソードが面白い。不謹慎だけれどお父様の最後の会話となったとうもろこしの天ぷらのエピソードが阿川弘之さんらしいと思ってしまった。阿川家に伝わる独特の牡蠣飯も美味しそう。

2024/01/12

だのん

初めての阿川さんエッセイ。毎日の献立のこと、共感しかないです。なんだかんだと言いながらも、結構手の込んだ料理を作られていて、とても美味しそうな描写に食欲がわいてきます。面倒くさがり屋な私も料理をする気になってくる楽しい読書でした。

2023/05/25

tetsubun1000mg

阿川佐和子さんのエッセイは歯切れの良さに定評があるが、今回は料理がメイン題材となる。 過去に食べた味として母親の料理だけではなく、外食したメニューの味や外食した料理なども題材としている。 今回はご両親の介護や死別の 過程なども書かれて辛かったでしょうが、冷静に書かれていた。 コロナ過でのWEb面会やWEb葬儀の様子などは参考になった。 最近は収まってきているが、また猛威を振るうこともあるでしょう。 題材となっている料理は、作り方も具体的で分かりやすく「鶏飯」と「牡蠣飯」は作りたいと思いました。

2023/06/04

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