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九月の恋と出会うまで

九月の恋と出会うまで

九月の恋と出会うまで

作家
松尾由美
出版社
新潮社
発売日
2007-02-21
ISBN
9784104733026
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九月の恋と出会うまで / 感想・レビュー

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ミーコ

初読みの作家さん。期待が大きかっただけに、物足りなさを感じた。インパクトに欠ける感じ? 後に残るモノが無い様・・・ 「雨恋」を読んでみたいです。

2016/05/28

ぶんこ

写真を趣味にする志織は、ネガを現像する際の臭いが原因で転居を余儀なくされる。しかし予想外の転居先がみつかるが、そこで不思議体験をする。時空を超えた恋物語なのでしょうか。「シラノ」は誰か?ミステリー要素もあり、小学生時代の思い出の権藤君、お隣のハンサムなのにイケてない平野君。仕事以外では人見知りという平野君のような人、私は好きなので応援しながら読みました。怖いはずなのに、恐怖感を全く感ぜずに読めました。

2017/12/17

あつひめ

時の波の中で育まれていくような物語。イマイチ、主人公にピンとくるものがなかったけど、ぼんやりした流れに任せたような。でも・・・中盤以降・・・SFチックになってくると・・・おやおや・・・いつの間にか夢中になって読んでおりました。映像化されたら面白いかも。松尾さんの他の作品ももっと読みたくなった。

2012/01/08

エンリケ

もし好きな人が悲劇に見舞われ、それを無かった事にできるなら。この小説のテーマである。主人公は真面目で大人しいOL。引っ越しをきっかけとして彼女が出会うちょっと不思議な出来事を描く。ありきたりの日常、そして平凡な人々に降りかかる細やかな非現実。僕の好きなパターンだ。大仕掛けでは無く、過度にドラマチックでも無い。でも色んな謎が興味を掻き立ててくれる。SFやミステリー的要素は有るが、一途な愛が起こした奇蹟、と単純に楽しめばいいのかも知れない。最後の王子様の正体はちょっと意外だった。

2015/04/13

とも

★★★松尾由美にしては凡作か。主人公の女性が街でぬいぐるみと出会う。それによって、引越しを決め移り住む。エアコンの配管穴から声が聞こえてくるが、その声は1年先からの隣人が話している。そうして、声の主から頼まれるのは、当面の間 現在の彼(=隣人)を毎週水曜 尾けて欲しいというもの。そうこうするうちに、その理由が朧げながらに見えてくる。という作品だが、ん~、SF、恋愛、ミステリーいろいろな要素をねじ込んだ分、中途半端でバランスの悪いな作品が出来てしまった、そんな感じで好きな作家だけに、ん~残念。

2017/09/24

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