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ダーシェンカ

ダーシェンカ

ダーシェンカ

作家
カレル・チャペック
Karel Capek
出版社
新潮社
発売日
1995-12-01
ISBN
9784105317010
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ダーシェンカ / 感想・レビュー

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paf ❤︎

ダーシェンカのやんちゃぶりを表現する言葉のひとつひとつに犬愛を感じます。もっと素晴らしいのが挿絵。ユーモアに溢れてる! フォックステリアが地面を引っ掻くのは、祖先が戦いの時に切り落とされた「もと尻尾」を猫に弄ばれるのがイヤで土に埋めたから! だから今でも、地中深く埋められた祖先の尻尾を探してるそう。·····知らなんだ ( *˙0˙*)۶

2020/01/05

mizuha

時代を超えて愛されるダーシェンカ。本書は、原書の第2章以降を、英語版を底本に訳出したもの。第1章は独立させて1冊に、というのだから、訳者も相当に思い入れがあったのだろう。それはさて置き、このチャペックの溢れる愛情が詰まった絵本の感想は、完訳版を読んでからという事にしよう。

2015/01/22

mm

これは可愛いダーシェンカにお話ししてあげる犬のための童話という設定。でも、ダーシェンカにテリアの歴史を語り、故にテリアとしての誇りを持てと伝えているような神話的要素ありです。ペチャックは園芸好きだったらしいが、育てる事が出来るということは、素晴らしい。押し付けず、縛らず、裏切らず、でも適度な期待を込めて、愛情の眼差しで見つめること。

Roti

イスラムの国から欧州を旅行する楽しみのひとつに、ペットとして大事にそして躾けられているる犬を見ることがある。そしてテリア犬の種類の多さにも驚く。落ち着きのないテリア犬は飼うのは大変だろうが、見ていて可愛いし、楽しい。本書は作者が生まれたばかりのフォックステリアのダーシェンカにおとぎ話を聞かせてあげ、成長する様子を記録している。最後、どこにもらわれていったのか、気になる。

2015/04/14

ヘムレンしば

犬好きな人には必読。子犬のダーシェンカに対する愛情に溢れた作品。子犬のために物語を作ってしまうとは。「小犬の写真を撮影するには」は多くの方が同感に思うでしょう。ただ昔だと写真の現像作業が入る。お鼻から映像が定着するんだそうで。独特の趣があるようです。今だとデジカメで直ぐ見れちゃいますからね。ドキドキワクワク感が足りないかも? 今から80年以上前の作品だけど全然古さを感じません。っというか、これは永遠に変わらない気持ちなんでしょうね。

2014/08/20

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