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小鳥たち

小鳥たち

小鳥たち

作家
アナイス・ニン
Ana¨is Nin
矢川澄子
出版社
新潮社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784105427016
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小鳥たち / 感想・レビュー

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ある老人コレクターを愉しませる為に書いたとされるエロティックな短編集。どのお話も男と女が性器を使い生きている悦びを感じており、その様がとても心地良いので微睡みながら世界観に浸る事もありました。アナイス・ニンが描く性の世界は男性が描く直接的なものよりも淫らで秘密めいた刺激を与えるのに、然程エロさを感じさせないのが不思議です。全編を通してセクス(女性器)をむきだしに大胆に振舞う女性達がとても可愛らしい。只『砂丘の女』で語られる、公開処刑を見ながらするセックスの描写だけは息を呑むほどのエロさを感じました。

2019/11/22

どんぐり

ヘンリー・ミラーの愛人であったアナイス・ニンの官能小説13篇。似たような性描写でエロティカにバリエーションは少ないが、女性たちがみな飽くなき性の探求者として登場する。こんな小説を1970年代に書いていたなんて、賞賛に価してよい。翻訳は矢川澄子さんだが、訳文にきっと苦慮したにちがいない。矢川さんに関する評伝があれば読んでみたいけど、誰か書いていないかな。

2021/01/13

タカギ

美貌の女流作家アナイス・ニンが、愛人でもあった作家ヘンリー・ミラーのすすめで、ある老人コレクターのために巨額の報酬と引き換えに書いた、13のエロティックな短編。矢川澄子訳。本当に素晴らしくエロティックなので、食事時や人目のある場所での読書はお勧めできない。でももし本書を読んでいる人を見かけたら深く頷いてそっとしておいてほしい。全編官能に満ちているが、私は特に『砂丘の女』が凄いと思う。装丁も素敵で、私は文庫本が欲しいけど、売っていない。涙。

2019/06/02

あ げ こ

つきまとう陰翳のイメージを払い、濃艶な白さの中で奏でられる歓びの、なんと切実で、伸びやかなことか。言葉はまるで、生そのものを象るかのよう。艶やかに息づく曲線の滑らかさ。淡く濡れ、熱情に誘う肌の柔らかさ。衝動を奪うよう、色濃く香る匂いの鮮やかさ…自らの性と、相手のそれを満たすことのほか、そこにはなにもない。愉悦を求め、与えること以外の欲得や思惑はなにも。硬い輪郭を備えた思いの一切を要さぬが故に、濁りもなく、貪欲ささえ醜くは映らず、ただ可憐に、ひたむきに光る。熱く、だが優しげに舞う言葉、その快さに蕩けて行く。

2015/07/07

eriko*

官能小説の短編集だけど、抵抗なくよんた。表現が美しい。^_^

2017/04/26

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